2013年08月12日
考える力を育てる
「思考の整理学」
著 外山滋比古
かなり有名な本ですよね、これ。
「東大生が一番買ってる本!!」みたいな感じで書店でも山積みされています。
そもそもこの本は学生向けに自分の考えを持つための考え方を書いた本ですので、もうすでに自発的に色々考えていろんなことを実践してる人は今更見なくてもいいのかな?ッとも思います。
ただ私がこの本で一番参考にしようと思ったのは「寝かせる」ということ。
私は結構せっかちなのでなんでもすぐにすぐにっとなってしまいます。
しかし本当にいいアイデアや考えというのはこの本にも書いてあるように以前考えたことを寝かした結果だと思います。
私も改めて読み返したら参考になる部分が多くありました。
そもそもコンセプトが大学生の論文の書き方から来ている話なので
学生のうちにやはり一度は読んでおいたほうが良い本だとは思います。
あと個人的には文章がちょっとおもしろいです。
この本を読んで思ったことは確かに最近自分で問題点を見つけて改善できるような人は
大分減っているような感じはするな〜ということです。
私の会社でも新人がどしどし入ってくるのですがみんな教えてもらわないと
何もできないし、そもそも何が問題なのかもよくわかっていない人もいる。
この本にも書いてありますがなんでもかんでも教えてしまう教育だと物事を考える
力というのが育ちにくくなってしまうのかもしれませんね。
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