2018年09月29日
イライラするのは自分のせい!??「怒りとは自分が作り上げているもの」という事実
どもっ常に穏やかな心でいられることを追求しているうなじろうです
つい先日仕事で久々にとてもイライラしたことがありました。
簡単に説明すると半年かけて準備していたことを前日になって不意にされた感じの出来事だったんです。
さすがに私もイラっとしました(笑)
おいおい!?マジでこいつ頭おかしいんじゃないのか?俺の半年は何だったんだよ?っと色々考えました。
しかし、その事象と私がイライラして楽しい気分でいられないという事は実はあまり関連性がないのです。
人間というのは自分の感情を自分で選択する力があるからです。
例えば
子供を叱りつけているお母さんが急にかかってきた電話に応対する瞬間だけさっきまであんなに怒っていたのに急に笑顔で会話をし始める。そして電話が終わったらまた子供に対して起こり始める
な〜んて事があったりしますよね。
これって時と場合を選ぶ力が人間にはあって感情とは本人が選んで発現しているものだという良い事例です。
それが分かっていても今回の私のようにイラっとすることはどうしてもあります。
その時その事象から私たちはどのようなことを知ればいいのでしょう?
イライラする理由
人は自分の思い通りにことが進まないとイライラしますよね。
思い通りに行かないことは嫌なことです。
さて
今回の私の事象では何が最大のイライラの原因だったのでしょう?
半年準備していたことがダメになったからイライラしたのでしょうか?
もちろんこれはこれで問題ですが実は私はその仕事どうしても達成したい内容の仕事だったわけでもなく、ただ惰性で進めていただけだったのでそんなに思い入れのある仕事だったわけでは無かったのです。
ではなぜイライラしたのか?
それは、相手がこんな土壇場で半年の計画を不意にするようなことをしないだろうと思っていた私の期待が裏切られたからイラっとしたのです。
自分の思っていた期待とは違うことになって自分が否定されたような気がしたからイライラしたのです。
つまり
私はずっとその仕事相手に期待していたのです。
半年かけた計画をちゃんと遂行してくれるだろう
っと
イライラする最大の理由は「私が」相手に勝手に期待していたからなんです。
つまり
私のせいなんです。
イライラしたのは相手が仕事をしなかったからではなく、そんな相手に勝手な期待を寄せていた私のせいなんです。
自分が勝手に相手に期待してその期待の通りに動くだろうと思っていたものが実際は違ったから勝手にイライラしているだけなのです。
怒りを捨てる方法
では
ここまで言えば怒らない方法なんて簡単に想像がつきますね?
そうです。
人や物、世の中に期待しない事
なのです。
ある名言・格言にこんな言葉があります。
「神よ、変えることの出来ないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、そして変えられないものと変えるべきものを
区別する賢さを与えてください。」
これは二ーバーの祈りというとても有名な神学者の祈りの言葉です。
※Wikipediaより
二ーバーの言う通り帰ることの出来ないものを変えようとすることは実に無駄なことです。
だって、変えられないものなんだから受け入れるしかありません。
さて
ここで大事なのは
変えられないものと変えるべきものを
区別する賢さを
という部分です。
相手を自分の期待通りに動かしたいという私たちの望み
これは変えられるものでしょうか?
もっとシンプルに言うとこれは
相手を意のままに操りたい
という希望です。
他人を変えることなどできません。
常に自分で変えられるのは自分とその行動だけです。
相手の行動に期待するという行為は極力避けた方が無難だと私は思うのです。
もちろん期待を100%しないというのは無理です。
ある程度の期待とはこれは経験則を元に作られるものだから。
経験を元にある程度物事の予想を立てつつ生きるのが人間です。
だからこそ今の生活が成り立っている部分もありますので100%期待しないという事は無理です。
ですが
この「期待」という言葉は違う言葉で表現すると
「一般常識」とか「普通は」
という言葉でも表されるものです。
ですので私は思うのです
せめて
この自分の中にある一般常識という概念は必ずしも皆が同じものを持っているわけでは無く人によって違うのだ。そして私の一般常識の通りに世の中は進まないものだ
という意識をもって生活したいと
そういう意識を持つことで日々のイライラを激的に少なくすることができるのです。
感謝の念が増す
そして相手への期待を捨てると私たちにうれしい変化が訪れます。
それは
相手が何か自分のためにやってくれることがとてもうれしく感じるようになるのです。
だってその行為は別に当たり前のことではないから。
今までは自分の常識の中で当たり前の行動としてとらえていた自分に対するみんなの施しがとたんに特別なものになります。
・自分が頼んだ仕事をちゃんと対応してくれた
・自分の話を聞いてくれた
・飴玉をくれた
・朝会った時に笑顔で挨拶してくれた
こんな一見普通のことも本当は全然普通なことではなかったのです。
自分が愛されているという証だし、とても特別な事象だったんです。
だから日々感謝することが尽きないのですね
でも、このことってすぐ忘れがちなんです。
忘れると何が起こるでしょうか?
そう
イライラし始めるのです(笑)。
実はイライラってこういう側面があったんです。
イライラは「日々自分の周りにあるすべてのものへの感謝を忘れているよ」というバロメーター
なのです。
今回私も久々に仕事でイライラしました。
多分相手が仕事を一緒にやってくれていることが当たり前になっていたのでしょう。
そのことに今回気づかせていただきました。
またブログでもそのことをみんなに伝える機会にもなって
良かったなと今では思います。
では皆様もイライラを感じた際に思い出していただければと思います。
では(´∀`*)ノシ バイバイ
こちらの本に似たようなことが書いてありますよ
タグ:人の深層心理を考える ストレス対策
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