2016年07月25日
おっさんがゆとり世代とわかりあえない理由
どもっうなじろうです。
わが社も最近ではゆとり世代が増えてきました。
そんな中世間でゆとり世代は頑張らないと言う言葉をよく聞きます
叱ってものれんに腕押しでイマイチ響かない。
会社の為にガムシャラに努力することを続けてきた人ほどこの感覚を理解できるのでは無いでしょうか。
指示されたことしかやらない
質問してこない
目的意識を持って仕事をしない
これまで一般的に優秀だとされてきたサラリーマンは指示されなくても動けたし、分からないことがあれば自発的に質問をして、目的意識を持って仕事に取り組んでいたはずです。
それが""良い事""だとされていたから
ゆとり世代とはそれと正反対の性質があるのでは無いでしょうか。
だからこそ皆、もっとやる気出せ!っとか目標を持て!っとか言うのでしょう。
でも、若い世代はピンとこず
しかし、こんな事私からしてみたら当たり前だ
何故なら「最低限の仕事で最低限の賃金を貰えれば良い」と言う考え方を理解できていないから。
やれ、自己実現だ、成長だ、と言うけどそれは会社や仕事を通して実現しなくてもいい。
今の若者は仕事を通して実現したいことなんて無いのだ。
やりたい事は外部にあり、日々を安穏と過ごしていける為の賃金が貰えれば良いのだから必要以上に努力する必要は無い。
それは各会社の就業規則に則って仕事をすれば良いという事であり、管理職になるまでは指示された内容だけ履行していれば問題無いという事になる。
つまり給料を貰える最低限の仕事以外はやりたく無いのだ。また、それほど多くの賃金を求めてもいない(正確には"多く欲しいけど努力はしたくない"のだ)
そんな人間に対して成長する為、会社の為、なんて理由でガムシャラに働けと言っても聞く訳がない。
だってガムシャラに働いても彼等が得られるものは特に無いのだから
また、ゆとり世代と言うのはルールをよく守る。
指示されたことはちゃんとやるのだ。
逆に言えばルールに載っていない事をやる事に疑問を抱く。
労働基準法であったり社内就業規則に定められていないことを強要しても反発するだけなのだ。
例えば「有給休暇の取得」
一定の年齢以上のサラリーマンならば仕事の繁忙期には休暇を取るのは躊躇われると思います。
皆に迷惑がかかるし、皆が忙しい時に遊ぶなんて許されないことだと感じるかもしれません。
しかし、ゆとり世代では規則上問題なければ気にすることは無いのです。だってルールは守っているのだから。逆に「皆はなんで休まないの?」と言う感覚だろう。何故か怒られるからそんな事口にはしないけどね。
例えば「残業について」
他の皆が仕事をしている中帰宅するのはなんだか心苦しいですよね。誰かの仕事を手伝った方が良いか、それとも付き合って明日やろうと思っていた仕事をやるか悩むところです。
しかし、やはりゆとり世代はそんなの関係ないのです。
残業とは本来上司からの指揮命令の上で行うものであり定時時間で帰宅するのが当たり前なのです。
最近ではそう言う会社も多くなってきていますが、未だに残業こそが努力のアピールポイントな会社はまだまだたくさんあります。
明確な指揮命令が無ければ帰るのか正しいのです。やはりここでも「皆なんで残業してんの?」ってな感覚なのです。また、「手伝って欲しい事があるなら指示があるだろう」とも思っているのです。
だって仕事の役割的に仕事を指示するのが管理職の仕事のはずたから。
上記のような話はよく聞きますが、そんな若者に対して感情的に話をしても意味は無いのだ。
「皆に迷惑をかけて」とか「人の気持ちを考えろ」とかそう言う""曖昧""な説明では納得できないから。
だってルール上問題なければ間違っているのは上司や先輩社員だからです。
それじゃ仕事が円滑に回らないだろう!とお怒りの声が聞こえてきそうですが、そもそも会社の状況を考えなくていけないのは役員や管理職の仕事であり担当レベルでは本来考えなくて良い事なのだ。
そんな怒りを感じた平社員がいたらだいぶ会社に毒されているかも知れない。
そもそも指示されなくても出来る人材がほしいと言うのはむしろ管理職側の怠慢である。
自分が指示しなくても勝手に仕事をしてくれるのを望んでいるのだから
本来は指示しなくても仕事が回るような仕組みを作ることが必要なはずだ。
まぁ難しいと思うけどね…
だからこそ若者は昇進なんてしたくない訳だし…
ゆとり世代を管理したいなら明確なルールが必要です。それも労働基準法や就業規則上説明のつくルールが必要なのです。
納得のいく理由さえあれば彼等は従うのです。
上記の様にゆとり世代が行動する理由は
1つが
会社の役員、上司に魅力を感じないから
もう1つが
会社での人間関係をそれ程までには重要視していないからです。
これまでの日本では就職して出世して車や家を買うと言うようなわかりやすい理想形がありました。
しかし、価値観が多様化してそんな高額な物を欲しがらない人も増えている。
しかも管理職への重圧は増すばかりです。
下っ端として入社してから上司や管理職の仕事を見ていくと大変な苦労が見て取れる。常にイライラしていたり、疲れていたり。目に希望は無くせっかく高額で買った家は寝に帰るだけ。
そんな""自分の将来""を常に目の当たりにしていれば頑張ろうなどと思う人が少ないのはむしろ当然では無いかと思う。
頑張っても幸せになれないなら当然やらない方がお得だから。
会社と言う組織で頑張る事に意味を見出だせなくなると次は社外での生活を重視し始める。
それは趣味であったり、副業であったり、ボランティア等という人もいるかも知れない。
そう言った社外での活動で充実感を得られるようになれば会社と言う小さな枠組みの中で無理に人間関係を構築しようとは思わなくなるのだ。
むしろ金銭での繋がりだけなので優先順位は低いと言える
またSNS等での人間関係もあるのだから会社の人間関係などに気を回している暇は無い。
こう言った関係を改善する為に管理職側が考える事と言えば「懇親会を開こう!」と言った昔ながらの手法である。
こう言った手法はタダでさえプライベートで忙しい若者には逆効果で「残業代は出るの?」とか聞かれちゃったりする。
そもそも""仕事の為に仲良くする""と言う前提が間違いで趣味が似ているから仲良くする、一緒にいて楽しいから仲良くするするのが普通のなのです。
仕事と言うファクターにおいて管理職世代とゆとり世代では決定的な価値観の違いがある以上この部分で理解しあうなどそもそも無理があるのだ。
まだ一緒にゲームでもしている方が関係は良くなるだろう。
この話はどちらの考え方が間違いだと言う話では無く、ただ価値観が違うと言うだけの話なのだ。
まずは価値観の違いを意識して頭ごなしに否定するのは止めた方が良いかも知れませんね。
そうしたらもう少し良い関係性が見えてくるかも
わが社も最近ではゆとり世代が増えてきました。
そんな中世間でゆとり世代は頑張らないと言う言葉をよく聞きます
叱ってものれんに腕押しでイマイチ響かない。
会社の為にガムシャラに努力することを続けてきた人ほどこの感覚を理解できるのでは無いでしょうか。
指示されたことしかやらない
質問してこない
目的意識を持って仕事をしない
これまで一般的に優秀だとされてきたサラリーマンは指示されなくても動けたし、分からないことがあれば自発的に質問をして、目的意識を持って仕事に取り組んでいたはずです。
それが""良い事""だとされていたから
ゆとり世代とはそれと正反対の性質があるのでは無いでしょうか。
だからこそ皆、もっとやる気出せ!っとか目標を持て!っとか言うのでしょう。
でも、若い世代はピンとこず
しかし、こんな事私からしてみたら当たり前だ
何故なら「最低限の仕事で最低限の賃金を貰えれば良い」と言う考え方を理解できていないから。
やれ、自己実現だ、成長だ、と言うけどそれは会社や仕事を通して実現しなくてもいい。
今の若者は仕事を通して実現したいことなんて無いのだ。
やりたい事は外部にあり、日々を安穏と過ごしていける為の賃金が貰えれば良いのだから必要以上に努力する必要は無い。
それは各会社の就業規則に則って仕事をすれば良いという事であり、管理職になるまでは指示された内容だけ履行していれば問題無いという事になる。
つまり給料を貰える最低限の仕事以外はやりたく無いのだ。また、それほど多くの賃金を求めてもいない(正確には"多く欲しいけど努力はしたくない"のだ)
そんな人間に対して成長する為、会社の為、なんて理由でガムシャラに働けと言っても聞く訳がない。
だってガムシャラに働いても彼等が得られるものは特に無いのだから
また、ゆとり世代と言うのはルールをよく守る。
指示されたことはちゃんとやるのだ。
逆に言えばルールに載っていない事をやる事に疑問を抱く。
労働基準法であったり社内就業規則に定められていないことを強要しても反発するだけなのだ。
例えば「有給休暇の取得」
一定の年齢以上のサラリーマンならば仕事の繁忙期には休暇を取るのは躊躇われると思います。
皆に迷惑がかかるし、皆が忙しい時に遊ぶなんて許されないことだと感じるかもしれません。
しかし、ゆとり世代では規則上問題なければ気にすることは無いのです。だってルールは守っているのだから。逆に「皆はなんで休まないの?」と言う感覚だろう。何故か怒られるからそんな事口にはしないけどね。
例えば「残業について」
他の皆が仕事をしている中帰宅するのはなんだか心苦しいですよね。誰かの仕事を手伝った方が良いか、それとも付き合って明日やろうと思っていた仕事をやるか悩むところです。
しかし、やはりゆとり世代はそんなの関係ないのです。
残業とは本来上司からの指揮命令の上で行うものであり定時時間で帰宅するのが当たり前なのです。
最近ではそう言う会社も多くなってきていますが、未だに残業こそが努力のアピールポイントな会社はまだまだたくさんあります。
明確な指揮命令が無ければ帰るのか正しいのです。やはりここでも「皆なんで残業してんの?」ってな感覚なのです。また、「手伝って欲しい事があるなら指示があるだろう」とも思っているのです。
だって仕事の役割的に仕事を指示するのが管理職の仕事のはずたから。
上記のような話はよく聞きますが、そんな若者に対して感情的に話をしても意味は無いのだ。
「皆に迷惑をかけて」とか「人の気持ちを考えろ」とかそう言う""曖昧""な説明では納得できないから。
だってルール上問題なければ間違っているのは上司や先輩社員だからです。
それじゃ仕事が円滑に回らないだろう!とお怒りの声が聞こえてきそうですが、そもそも会社の状況を考えなくていけないのは役員や管理職の仕事であり担当レベルでは本来考えなくて良い事なのだ。
そんな怒りを感じた平社員がいたらだいぶ会社に毒されているかも知れない。
そもそも指示されなくても出来る人材がほしいと言うのはむしろ管理職側の怠慢である。
自分が指示しなくても勝手に仕事をしてくれるのを望んでいるのだから
本来は指示しなくても仕事が回るような仕組みを作ることが必要なはずだ。
まぁ難しいと思うけどね…
だからこそ若者は昇進なんてしたくない訳だし…
ゆとり世代を管理したいなら明確なルールが必要です。それも労働基準法や就業規則上説明のつくルールが必要なのです。
納得のいく理由さえあれば彼等は従うのです。
上記の様にゆとり世代が行動する理由は
1つが
会社の役員、上司に魅力を感じないから
もう1つが
会社での人間関係をそれ程までには重要視していないからです。
これまでの日本では就職して出世して車や家を買うと言うようなわかりやすい理想形がありました。
しかし、価値観が多様化してそんな高額な物を欲しがらない人も増えている。
しかも管理職への重圧は増すばかりです。
下っ端として入社してから上司や管理職の仕事を見ていくと大変な苦労が見て取れる。常にイライラしていたり、疲れていたり。目に希望は無くせっかく高額で買った家は寝に帰るだけ。
そんな""自分の将来""を常に目の当たりにしていれば頑張ろうなどと思う人が少ないのはむしろ当然では無いかと思う。
頑張っても幸せになれないなら当然やらない方がお得だから。
会社と言う組織で頑張る事に意味を見出だせなくなると次は社外での生活を重視し始める。
それは趣味であったり、副業であったり、ボランティア等という人もいるかも知れない。
そう言った社外での活動で充実感を得られるようになれば会社と言う小さな枠組みの中で無理に人間関係を構築しようとは思わなくなるのだ。
むしろ金銭での繋がりだけなので優先順位は低いと言える
またSNS等での人間関係もあるのだから会社の人間関係などに気を回している暇は無い。
こう言った関係を改善する為に管理職側が考える事と言えば「懇親会を開こう!」と言った昔ながらの手法である。
こう言った手法はタダでさえプライベートで忙しい若者には逆効果で「残業代は出るの?」とか聞かれちゃったりする。
そもそも""仕事の為に仲良くする""と言う前提が間違いで趣味が似ているから仲良くする、一緒にいて楽しいから仲良くするするのが普通のなのです。
仕事と言うファクターにおいて管理職世代とゆとり世代では決定的な価値観の違いがある以上この部分で理解しあうなどそもそも無理があるのだ。
まだ一緒にゲームでもしている方が関係は良くなるだろう。
この話はどちらの考え方が間違いだと言う話では無く、ただ価値観が違うと言うだけの話なのだ。
まずは価値観の違いを意識して頭ごなしに否定するのは止めた方が良いかも知れませんね。
そうしたらもう少し良い関係性が見えてくるかも
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