皮膚には5つの感覚センサーがある
皮膚には痛いと感じる痛覚(自由神経終末)、
冷たいと感じる冷覚(クラウゼ小体)、
暖かいと感じる温覚(ルフィニ小体)、
圧覚/触覚(マイスネル小体)
圧覚/触覚(ハチニ小体)
5つの感覚がある。
冷たいもの冷覚が脳に信号
皮膚の温度が0度近くになると冷覚は働きません。
温度が極端に低い場合は痛いと感じる。
ドライアイをさわり続けると凍傷になる。
危険を脳に伝えます。
痛みを感じる温度が上がっている
痛みを感じる温度が上がっている
患者の症状が起きたことを考える。
この患者は痛いと感じる温度の基準が移動している。
水などの痛みを感じるはずのない温度でも痛みを感じていた。
症状の名前にはものの名前がついている。
ドライアイスセンセーションの原因は除脈
痛覚が異常を起こし、本来痛みを感じない温度でも痛いと感じる神経症状。
なぜドライアイスセンセーションが引き起こされたのか?
3ヶ月前に意識消失を伴う湿疹。
除脈もあった。
心拍数が正常よりも少ない60未満
になると脳に血液が十分にいかず失神することがある。
このときの除脈は何を意味するのか?
転倒の前に失神していた可能性が高い
実は私、倒れた時のこと覚えてないんです。
階段で転倒したときのことを覚えていなかった。
転倒の前に失神していた可能性が高い。
何が除脈を引き起こしたのか?
失神の前にあったこと、腹部の痛みがあった。
患者に聞いておきたいことは?
釣りが趣味、どんな食べ物を食べた?
食中毒?その毒はどこに?
低血圧で除脈。毒は心臓に行くことはありえる。
心臓に到達した毒素は動脈血に乗って、神経を栄養する血管に到達。
何らかの原因で食中毒。
毒が消化器から心臓に到達。
除脈で失神して転倒。
毒素は全身の神経へ。
その結果、しびれやドライアイスセンセーション。
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