11月中旬以降、下降していたメキシコペソが12月に入り下落が一服し上昇に転じている。
メキシコに対して厳しい姿勢を取るトランプ次期米大統領の影響を受けペソ安に振れ、対円では11月に7.285円前後まで下落して約2カ月ぶりの安値を付けたが、12月に入り持ち直している。
ペソ安一服の背景としては、世界的に株価が上昇基調のリスクオン、メキシコ中銀の利下げペースが鈍るとの思惑が広がったことによると考えられるが、年明け大統領就任後のトランプ氏の動向に注視したい。
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