2019年11月19日
USB Type-C なら速い!は間違い!
USB Type-C なら速い!は間違い!
スマートフォンなど、上下の向きを気にせず抜き差しできるType-C端子
同じタイミングでUSB 3.x(USB 3.0以降の規格)に準拠した製品も増えていることから、
Type-C端子すなわちUSB 3.x準拠製品と認識されることもある
これは誤り、Type-C端子はあくまでコネクタ形状/ピン配置の規格
USB機器としての性能を決定するものではない
Type-C端子を備えたUSBケーブルであっても、USB 2.0とUSB 3.1があります
外観に違いはないので、パッケージなどで見分けるしかないです
USB 3.1の時代にUSB 2.0仕様の製品が存在する理由は?
オーディオ機器の場合、USB 2.0のデータ転送速度でステレオ/2ch再生にじゅうぶん対応可能
USB 2.0ではデータ転送用と電源用で計4本(micro USBは識別用を加え計5本)の芯線で足ります
USB 3.xでは9本の芯線が必要なのです
外部ノイズの影響を考慮しても、オーディオ用途では積極的にUSB 3.x対応する理由がないのです
Type-C端子を備えるDAPが内部的にはUSB 2.0ということはよくある事です
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