2019年06月14日
保冷剤の捨て方で、絶対してはいけない事!
1. 保冷剤の中身って何?
保冷剤は、クーラーバッグに入れて食品を冷やしたり、ケガをしたときに患部を冷やしたりするのに重宝
保冷剤をゴミに出したいが、疑問に感じるのは、保冷剤は何ゴミで捨てるのか?
保冷剤の中身や包材が何の素材でできているのか
・高吸収性ポリマーと水
高吸収性ポリマーはおむつなどの吸収剤と使われている素材で、自重の何百倍もの水分を吸収することができます
保冷剤の中に詰められているジェル状の中身のうち高吸収性ポリマーの量は、1〜2%程度で、残りほとんどは水
ケーキに付いてくるような小さな保冷剤は、ポリエチレンフィルムにパックされたものの中に、水滴が付きづらいように、ナイロン不織布などを使用している
大きいサイズの保冷剤は、プラスチック製の硬い容器に入っているものが多い
2. 保冷剤の正しい捨て方
・保冷剤の中身は水を含んだ高吸収性ポリマー
・外側の入れ物はポリエチレン製のフィルムやプラスチック容器など
*ほとんどの自治体では可燃ゴミとして出すのが正しいので、袋や容器に入った状態でそのままゴミ袋に入れて捨てることができる
*不燃ゴミとして捨てるように決められている地域や、一般ゴミ、普通ゴミなど呼び名が違う地域などもあるので、自分が住んでいる自治体のホームページなどで確認が必要
東京都国分寺市、神奈川県横須賀市、岡山県岡山市などでは、不燃ゴミ、もやせないごみとして出す
自治体によって、ゴミの焼却設備や人件費などが関係し、比較的新しい焼却炉を持っている自治体では、プラスチックやビニールを処分するとき、ダイオキシンを出さずに高温焼却できるため、可燃ゴミ扱いになっている
逆にプラスチックの焼却設備が整っていない場合には、不燃ゴミ扱いになる
3. 保冷剤の液体を水道に流すのはNG!
化粧水やジェル、調味料などの液体は、中身を水道で流して容器だけゴミに出す
液体物はゴミに出せないというルールの自治体もあり、水道に流せるものは流したり、新聞紙や古布などにしみ込ませた状態でゴミに出したりする必要がある
保冷剤の中に入っているものも液体ですが、保冷剤に限っては絶対に水道に流してはいけない。
新聞紙で包んだり、袋に入れたりしてゴミとして処分
(保冷剤の中に含まれている高吸収性ポリマーには、自重の何百倍もの水分を吸収するパワーがある)
キッチンのシンクに流すと、高吸収性ポリマーが排水管の中で水分を吸収して膨らみ、詰まりを起こしてしまうので、たとえ少量だとしても排水口には流してはいけない
洗面所やトイレなどに流すのもNGです
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