2019年04月11日
iPhone Xsでのe SIM使用例
iPhone XRでのeSIMの使用例
香港の「3」(スリー)は、ローミング用として、欧米やアジア圏で利用できるサービスを提供
料金はシンプルで、10日間のローミングパックが138香港ドル(約2000円)。
フェアユースポリシーが適用され、利用量が1日500MBを超えると、速度に制限がかかる
わずか2000円で10日間利用できるのは非常にお得。
1日980円で提供されているドコモのパケットパック海外オプションや、auの世界データ定額のわずか2日分
大手キャリアは、普段契約しているデータプランの容量をそのまま使えるため、大容量プランであれば速度制限の心配は少ないが、例えば1週間だと、料金も6860円と、1回線ぶんに近い金額になります。
約2000円で10日間使える「3」のeSIMであれば、料金は1/3以下に収まる。
早速契約の手順はあっけないほど、「3」のeSIMを紹介しているページに飛び、ローミング用のパッケージを選択。
香港の電話番号を入力する欄がありましたが、とりあえず無視し、8ケタぶん、すべて0を入力しても問題なく先に進むことができ、ここで入力したメールアドレスに、eSIM設定用のQRコードが送られてきた、QRコードを、iPhoneのカメラで読み取ります。
iPhoneの「設定」を開き、「モバイル通信」 「モバイル通信プランを追加」をタップすると、QRコードリーダーが立ち上がるので、QRコードを写すだけでOK。
画面に表示された説明に従い、ボタンをタップしていくだけ
(QRコードを読み取る必要があるため、申し込みは"iPhone以外"の端末でやっておいた方がスムーズ)iPadやPCでOKです。
iPhoneから申し込む時は、iPadやPCなど、別のデバイスで受信できるメールアドレスを入力すると良い。
eSIMが設定されると、iPhoneがデュアルSIM化し、メインの電話やSMSに使うSIMカードをどちらにするかを選択します。
例えば「3」ではデータ通信だけにし、普段利用しているキャリアのSIMをメインにしながら、「3」をデータ通信に利用するよう設定
デュアルSIMになると、それぞれのSIMカードに名前をつけますが、分かりやすいよう、キャリア名を入力
日本で設定を済ませておくと、例えばハワイの空港についてすぐに、通信を使い始めることができます。
国際ローミングになり、いったん香港を経由するため、日本のサーバーにアクセスした際の遅延は気になりますが、Webを見たり、ちょっとしたアプリをダウンロードしたりするぐらいであれば、十分なスピード
物理的な制約からの解放
手軽さはやはり感動もので、物理的なSIMカードだと、入手するのに、わざわざ香港まで行くか、日本から並行輸入する事になりますが、eSIMはネットだけですべてが完結。
物理的なSIMカードの輸送の距離や時間から解放され、SIMカードを抜き差しする必要がなくお手軽。
ローミング対象の国や地域は、アジアや北米、欧州の一部に限られており、ドイツやスペインが非対応。日本人の渡航が多い国や地域では、グアムやインドネシアもサービス対象外なのが残念なところです。
ローミングは日本にも対応しているので、月の途中で容量が足りなくなってしまったときは、キャリアでデータ容量を追加するよりも、データ通信だけを「3」にしてしまった方が、割安になることがあります。
(月末まで10日ほど残っているときに、1GBを1000円で買うより、毎日500MB使えて2000円の方がうれしいですよね)
こんな風にeSIMは、国境をまたいだ競争を促進させる可能性も秘めています。
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