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2016年06月25日
ロンドンは独立か? EU離脱によって引き起こされる様々な問題
先日のイギリスでのEU離脱を受けてイギリスの首都であるロンドンが独立を求めている。
署名サイト「change.org」に立ち上げられた「英国からのロンドン独立を宣言し、EUへの加盟を求める」とする請願にはこれまでに4万人以上が署名している。
国民選挙の結果では52%が離脱、48%が残留となったが、スコットランドやアイルランド等、別々に見ていくとロンドンは60%が残留に投票しており、過半数を超えている。
ロンドン市長であるサディク・カーン氏は「自由貿易の利益がある、人口5億人のEUを離れることはまちがいだ。このことをEUとの交渉の基盤とするよう政府に働きかけたい」と語っていた。
〜イギリスの構成〜
イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国である。イギリスはグレートブリテン島のイングランド、ウェールズ、スコットランド、およびアイルランド島北東部の北アイルランドで構成されている。
イギリスは複数の国からなる連合国であり、今回のような要求があってもおかしくないと考えられる。ただ、ロンドンが独立した場合はバチカン市国のような位置付けになってしまうのだろうか。そうなってしまった場合は日本で言う所の東京が独立したみたいな形となり、様々な国としての機能が低下することが考えられる。
ロンドンが独立した場合は様々な疑問が沸き起こるが、果たしてイギリスは今後、どうなってしまうのだろうか。
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