2019年11月25日
ブロンクス Bronx Cocktail アル・カポネも飲んだかも?禁酒法時代に生まれたギャングのカクテル
アメリカ禁酒法時代を象徴するカクテル。
粗悪なバスタブ・ジン(バスタブで作った密造酒)を美味しく飲むために考えられたとか、見つかったときにオレンジジュースだと偽るように生まれたとか、諸説あるようです。両方とも正解ぽいですね。
ジン30ml、スイートベルモット・ドライベルモット・オレンジジュース各10mlをシェイク。
オレンジジュースを使うことから、フルーティ―な味かと思いきや、わりとビターかつドライ。
ジンの風味、ベルモットの香味、そして苦味が絡み合い、意外と複雑な味わい。
アルコールの腰も強いです。
スイートベルモットが入りますが、要はマティーニにオレンジジュース加えたレシピ。
禁酒法時代に隠れて飲んでいる時に見つかった際、酒であることをカモフラージュするために使われたと言われているそうで、正にその通り。色に比して、オレンジは仄かに香るくらいです。
ちなみに、ベルモットはイタリアンマフィアをイメージしているのだとか。
色もくすんだオレンジ色でダークな印象を受けました。
サントリー・スクール講師を務めた稲保幸氏の本によれば、アメリカではクリスマスに欠かせないカクテルなのだそうです。その際のレシピは全材料を1/4ずつ。といことで、このレシピでも作ってみました。
お酒としては最初のレシピの方が美味しかったですが、このレシピだとずっと飲みやすくなります。
オレンジジュースの分量を増やせば、お酒が苦手な方も楽しめるカクテルだと思いました(オレンジジュース30mlといったレシピもあるそうです)。パーティーなどにもオススメのカクテルです。
基本レシピ
ドライ・ジン 30ml <楽天で探す> <アマゾンで探す>
ドライ・ベルモット 10ml <楽天で探す> アマゾンで探す
スイート・ベルモット 10ml <楽天で探す> <アマゾンで探す>
オレンジ・ジュース 10ml <楽天で探す> <アマゾンで探す>
MEMO
禁酒法時代のアメリカ、ギャングが横行した犯罪都市ニューヨーク・ブロンクス地区にちなんで名付けられたカクテル。有名なクラシックカクテル。卵黄を入れるとゴールデン・ブロンクス、卵白を入れるとシルバー・ブロンクスになる。
アル・カポネも飲んでいたかもしれませんね。禁酒法のきっかけになったのは、キャリー・ネイションの活動。
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