山の音楽家

私の妻はワーカーズコープというＮＰＯ法人で、

学童保育の現場責任者として働いていますが、

そのＮＰＯ法人からの依頼で、ファミリーバンドで

よく演奏をします。

今回も、ワーカーズコープが、障害のある子供を

学童保育として受け入れるための施設を

立ち上げたということで、

その開所式での演奏を頼まれました。



急な演奏依頼でしたので、

曲はいつも演奏している

「糸」と「ハナミズキ」、

そして元気が出る曲ということで、

葉加瀬太郎の「情熱大陸のテーマ」に決めました。

この「情熱大陸」に関しては、

妻はフルートを鍵盤ハーモニカに持ち替えて

演奏しました。

この曲をオリジナルキーでラッパで演奏するのは、

ちょっとキツかったです

（曲の後半にはアドリブも入れました）。

当日は、県会議員や市会議員の方々なども

いらっしゃいました。

私たち家族（私、妻、娘）の他に、

学童保育の生徒たちのコーラス、



そして「三日満月」という

バイオリン＆アコーディオンの

デュオのグループの演奏がありました。




この「三日満月」ですが、

夫婦で音楽活動をされていて、

なかなか不思議なサウンドでした。

ちなみに、お二人とも東京藝術大学出身でした。

この「三日満月」の一曲目の演奏の時に、

沖縄出身のワーカーズコープの方が、

三線（さんしん）を一緒に演奏されたのですが、

それが、とても良かったです。




曲は「なだそうそう」でしたが、

三線の音色がとても心に響きました。

とても単純な楽器なのですが、

表現力のある、素敵な楽器だなと思いました。

私たち家族の演奏は一番最後でしたが、

プロの演奏のすぐ後でしたので、

妙に緊張してしまいました。



それでも、

「情熱大陸」は思いのほか評判が良くて、

とくに子供たちに人気がありました。

また、何かの機会に演奏したいと思います。


世の中には、

障害のあるお子様を受け入れるための施設

というのが、本当に少ないようです。

本来でしたら、国がもっと力を入れて、

そのような施設を作るべきなのですが、

残念ながら、わが国は全くあてにはなりません。

今回立ち上げた、この施設は

「Ｇｏ（ゴー）」という呼び名ですが、

職員の方々には、

是非とも頑張っていただきたいと思います。




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