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2018年01月02日

聴音の能力が無い私


私が最初に聴いたJazzトランペット奏者の演奏はクリフォードブラウンでした。

それは、我が家の父親のレコード棚にあったクリフォードブラウンのパリセッションのオムニバス盤(2枚組のレコード)の演奏でした。


現在もそのレコードは大切に保管してあります↓


clifford1.jpg
clifford2.jpg




当時はそれがJazzの演奏だとも思いませんでした(と、言うよりもJazzがどのような音楽かも知りませんでした)。

中学の時に吹奏楽部に入って、とりあえず我が家にトランペットを演奏しているレコードが無いか探していた時に見つけたものです。

父親自身もJazzに興味があった分けではなく、たまたまレコード店で衝動買いしたか、誰かから奨められて購入したもので、おそらく、ほとんど聴いてはいなかったと思います。

そのレコードに針を落として瞬間に流れた一曲目のCome rain or come shineという曲。





何故か、今までに聴いた事の無い様な暖かいサウンド。

思わず自分も吹いて見たくなり、何度も何度も聴いてコピーしました。

これが最初のJazzのフレーズの耳コピーです。

驚いたことに、いまだに、その時にコピーしたフレーズが

自分のアドリブの中に出てきます。

Jazzを演奏するのに一番重要なのは、

Jazzプレイヤーの真似をすることだということが一番良く分かりますね。

ただ、残念なことに私は聴音の能力が著しく低いのです。

おそらく、ごく一般的な人よりも聴音の能力が劣っていると思います。

後に本格的にJazzと向き合うようになったときに、

この聴音の能力が低いということが非常に大きな壁になり、劣等感にもなりました。

簡単なフレーズをコピーするのにも普通の人の何十倍も苦労する上に

最終的には全く聴音できないフレーズも多くあるし、とくに和音聴音が苦手です。

これはJazzを演奏するにあたって、致命的な欠陥だと長年思っていました。

本当にこのことは長い間劣等感としてありました(今でも多少そうですが)。

しかし、プロの演奏家になるのではないので、

このことはあまり問題にすべきではないと、

最近では割り切って考えられるようになってきました。

何故か、私の周りには聴音の能力に優れている人が多かったのですが、

だからと言って、良い演奏が出来るとは限らないのです。

ただ、絶対音感に関しては、プロの演奏家の方でも無い方がいると思います。

基本的に音楽に必要なのは絶対音感ではなくて、相対音感だと思うのですが、

どうやら私にはこの相対音感すらも備わっていないようです。

それでも、音楽を楽しむことが出来るのであれば全く問題はありません。

聴いていて心地よい、やっていて楽しい。

これが一番です。

耳コピーに関しては、

全く同じようにコピーできなくても、

自分でコピーできる一部分だけでもいいと思います。

とにかく数をこなすことが大切だと思います。



聴音の能力の低い人でも、努力さえすれば、Jazzを楽しく演奏することは可能です。

私と同じように聴音の力が無いからと悩んでいる方も、

是非とも諦めずに出来る範囲で良いので、

好きなプレイヤーの演奏を耳コピーして、Jazzのアドリブに挑戦してみてください。

きっと、新しい世界が開けてくるはずです。


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Morifuku

中学時代、友人にそそのかされて入部した吹奏楽部。 もともと、吹奏楽なんてものには興味がなかった。 入部したものの、楽器の種類すら分からない。 とりあえずトランペットという楽器は知っていたので、やってみた。 これが私の音楽人生の第一歩。 今では、68歳になる老年ラッパ吹き。 トランペットは人生のパートナー。

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