2019年07月16日
ようやく立ち直りました
随分と長い間、ブログの更新をしていませんでしたが、皆様は如何お過ごしでしたでしょうか?
このブログって、一体、どんな方たちが見ているのかな・・?
やはり、トランペットを趣味でやっている人が多いのかな?
60歳以上でトランペットを趣味でやっている人ってどのくらいいるのかな・・・なんて、思ったりします。
私は、トランペットを中学時代からずっと続けている中で、止めてしまおうと思った事が、何度かあります。
やり始めの中学時代の3年間は、ちっとも上手く吹けるようにはなりませんでしたが(現在も尚同じですが)、今までに全く経験したことのない、トランペットという楽器の世界の中に入り込んだという事がけっこう楽しかったです。
しかし、この頃は、空前のエレキギターブームの中で、ギターにも熱中していたので、トランペット自体にはそれほど執着はありませんでした。高校に入ったら、どちらかと言えばエレキギターの方をやりたいと思っていました。
しかし、入学した高校の部活には、エレキギターを弾くことが出来る環境がありませんでした。当時は「エレキギター=不良」というような現在では信じられないような風潮があり、お堅い高校ではエレキギター禁止という学校も存在しました。
私の入学した高校には、フォークソング同好会はありましたが、エレキギターは禁止。しかし、一応ギターを弾くことが出来るフォークソング同好会には入りました。
が・・・私のやりたかったのは、インストルメンタルで、歌がメインのフォークソングには全く興味がありませんでした。
唯一、当時流行っていた「赤い鳥」というフォークグループは好きで、コンサートも聴きに行ったことがあります。
結局、中学時代の先輩の居た吹奏楽部に入部することになり、フォークソング同好会の方は止めてしまいました。
もし、入学した高校にエレキギターを演奏できるクラブなり同好会があったとしたら、私の人生そのものが、
すべて変わってしまっていたと思います。
ホント、人生なんて、ほんのちょっとしたことで変わってしまいますね。
以前もこのブログで書きましたが、私の高校の吹奏楽部は、決してコンクールで上位をとるようなことは無かったのですが、音楽大学を目指している人が多かったし、今となっては、世界で活躍するサックスプレイヤーの清水靖晃
なんかも居たし、私の音楽人生の中では大きな存在でした。
ただ、あまりに厳しかったので、卒業してから吹奏楽自体は再びやりたいとは思いませんでした(軟弱な人間ですから)。
ただ、コンクールの県大会で聴いた、浜松工業高校が演奏した、チャイコフスキーの交響曲第4番の終楽章に圧倒され、鳥肌がたったのを今でも覚えています。
それ以来、クラシック音楽を積極的に聴くようになり、個人的には、チャイコフスキーの交響曲第5番が最も好きな曲(もちろん4番も6番も大好きです)の一つになりました。
いつかの日か、演奏してみたい・・・・
そんな思いが、還暦を過ぎてから適うとは思いませんでした。
昨年の一年間は、毎週日曜日のオケの練習は、このチャイコフスキー交響曲第5番でしたので、毎回の練習が
楽しくて楽しくて・・・しかしながら、アマチュアのオケの泣き所なのですが、毎回メンバーは集まらず(とくに管楽器)、本番までに全員が揃った練習というのは数回しか出来ませんでした。
もちろん、私の所属しているオケのレベルからすると、とても無理な曲ということもあるのですが、定期演奏会間近になってもメンバーが全員揃わず・・・本番は大丈夫なの?という不安がいっぱいの中で本番を迎えました。
案の定、本番の演奏は、いくらアマチュアのオケとは言え、あってはならないようなミスが沢山あり、惨敗でした。
個人的には、マジで練習も沢山やったし、自分なりにベストは尽くしたつもりです(もちろん、失敗も多々ありますが)。
オーケストラの演奏というのは、本当に難しいと思います。
クラシックだけではなくて、音楽を人前で演奏するということ自体、本当に大変なことだし、人に聴かせる以上、演奏する側は最大の努力をしなければいけない(結果はどうあれ)と、日ごろから思っていますが、アマチュア演奏家の中には甘い考えで音楽と向き合っているいる人も多く存在します。
とくに人数の多いオーケストラなどでは、本番の少し前に来て、ちょこっと練習に参加すればいいや・・・みたいに考えている人も存在します。そんな人たちは、もちろん個人練習もしていません。
そんな一握りのメンバーに、一年に一度しかない大切な演奏会で演奏する曲がぶち壊されてしまうことがあります。
もちろんアマチュアですから、プロのように演奏することは出来ません。
それでも、毎回真面目に練習に出席して、個人練習もしっかりやって・・・それで、失敗したのなら仕方が無いです。
高校時代からずっと、夢に見ていたチャイコフスキーの演奏がこんな形で終ってしまったというのは、個人的にはかなりショックで、長い間、立ち直ることが出来ませんでした。
何だかんだで、私も65歳になってしまいました。
もう、チャイコフスキーの交響曲第5番を演奏することは無いでしょう。
それでも、一年間、チャイコフスキーの音楽の中で演奏出来たことは、幸せでした。
来年の定期演奏会は、ドボルザークの交響曲第9番「新世界」です。
この曲は、以前の定期演奏会で演奏したことがありますが、気持ちを切り替えて、練習に励んでいます。
何時まで、主席で吹けるかな・・・・
そう言えば、高校を卒業してから一年間はトランペットをやっていませんでした(全く上手くならないという挫折からです)。
大学2年になってから、BigBandのJazzに魅せられて再び吹き始めました。
現在では、アマチュアのオケでクラシックを吹いています。
また、Jazzもやりたいな〜〜
65歳、老年ラッパ吹き、まだまだ頑張ります。
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タグ:オーケストラ
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