2019年04月14日
第14回オーケストラ定期演奏会の告知
いよいよ、私が所属している上田アンサンブルオーケストラの定期演奏会の本番が
来週の日曜日(2019年4月21日)に行われます。
今回は、オケの創立15周年ということで、チャイコフスキーの交響曲第五番という大曲を演奏しますが、本日はその最終練習でした。
この曲は私が高校生の頃から憧れていた曲ですが、まさか、この年になって(今年の5月で65歳)オーケストラで演奏するとは思ってもみませんでした。
もともと、クラシックを聴くのは好きでしたが、中学そして高校と吹奏楽、大学ではJazzを演奏していましたので、私が若い頃はクラシックを演奏する機会はありませんでした。
私がこのオーケストラに入団してからすでに10年ほどになりますが、Jazzからクラシックに移行するというのは、最初は本当に厳しかったです。
プロの世界では、ウィントンマルサリスなどのように、Jazzもクラシックも同じように素晴らしい演奏を行う演奏家は存在しますが、アマチュアとなるとなかなか難しいです。
とくに私の場合は楽器を本格的に基礎から習っていたわけではなく(高校時代にほんの少しだけ習いましたが)全くの我流で今までやってきたので、いまだに、自分の演奏方法が正しいのかどうかも分からず、試行錯誤の日々です。
それでも、ここ最近、ようやくクラシックのオーケストラでの音の鳴らし方がほんの少しですが、分かってきたような気がします。
ただ、やはり、それが本当に正しいのかどうかは分かりません。
長年Jazzを演奏していた頃は、ただがむしゃらに力任せに吹きまくっていただけでしたが、今では、オーケストラの弦を中心したサウンドの中に、如何に上手くトランペットの音を馴染ませるかといことを考えるようになってきました。
とくに弦楽器を演奏している方々が、トランペットの音をうるさいと感じてしまうようではNGなのです。とくにフォルテッシモという指定があったとしても、全体のバランスを考えて
吹かなければなりません。音色も汚い音はNGです。
だから毎日の練習を欠かすことは出来ません(とくにロングトーンの練習)。
本当に厳しいです。とくに今回演奏するチャイコフスキーはトランペットの出番が多くて活躍する場面が多いのですが、音を出しすぎないように注意しなければと思います。
・・・・が、しかし・・・今回の演奏では、とくに終楽章では指揮者のほうから目いっぱい音を出すように指示されています。もっとも、私の技術では、最初から目いっぱいの音を出すと最後まで持ちません。
先週の練習のときに、終楽章の最初の部分ではあまり音量を出さずに、ユニゾンの部分はセカンドTpに頑張ってもらって、最後まで吹ききれるように力を温存しようと思っていたのですが、指揮者から音が弱いと指摘を受けました。
きれいな音色で力強く演奏するということ。それは、本当に大変なことです。
ただ、音が大きいだけでは音楽そのものを壊してしまいます。
自分にとって、このチャイコフスキーを演奏することは、今までの音楽活動を行ってきた中で一番の大仕事です。もちろん、難しい曲は他にも山ほどありますが、今の自分のもつ技術で演奏できる限界の曲かなと思います。
長年のあこがれの曲でもあるので、マジで成功させたいです。
それにしても、プロの演奏家というのは、本当に大変だなと思うし尊敬します。
もし、私がプロの演奏家であるとしたら、音楽は楽しみで無くなってしまうでしょう。
ブログランキング参加中
ポチッとクリック☟して頂けたら嬉しいですm(__)m
トランペットランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
タグ:コンサート
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8723716
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック