2019年03月31日
ピアニッシモの難しさ
3月の22日に久しぶりにファミリーバンドで演奏してきました。
今回も妻の勤務先であるワーカーズコープというNPO法人の、学童保育の現場での演奏です。
このファミリーバンドでの演奏は今までに何度も行っていますが個人的にはとても苦手なのです。
理由は以前にも書いたと思うのですが、妻のフルートとのデュオという楽器編成での音のバランスがとても難しいということがあるからです。
トランペットという楽器は金管楽器という特性上、どちらかというと小さな音で吹くのが難しい楽器です(それは、どんな楽器にも言えることかもしれませんが)。
もちろん、毎日トレーニングを重ねているプロの演奏家の方でしたら、どんな楽器編成であろうがバランス良く吹きこなしてしまうのでしょうが、私のような全くの我流の老年ラッパ吹きにとっては、それがとても難しいことなのです。
とくに我流Jazz畑出身の私にとって、ピアニッシモでの演奏は大の苦手です(楽器が下手な人ほどピアニッシモは苦手であると思います)。
まだ、講堂などの大きなホールでしたら、PAを使って音のバランスを調整してごまかすことが出来るのですが、今回は音が響かない狭い教室での演奏でしたので、生の音が勝負という感じです。
今回は初めて、このファミリーバンドの生音を録音してみました。
これは本番の前日の練習の時の音源ですが、やり直し無しの一発録音で本番さながらの緊張感でした。
随分と沢山失敗がありますが、自分の演奏を録音して聴いてみるというのはとても勉強になります。
トランペットの音程の悪さも、かなり目だっています。
1.嵐の「ふるさと」
この曲をフルートとトランペットのアンサンブルで演奏しているものはまず無いと思います。
2.旅立ちの日に
最近では卒業式でよく歌われるj曲ですね。とってもいい曲ですね。
私の時代は「仰げば尊し」でした。
3.マイウェイ
言わずと知れた名曲ですが、最後の方のアドリブ・・失敗してます。
4.夢(この曲は、夢をテーマにした昭和歌謡のメドレーです)
最初からラッパこけてるし、音程ずれてるし・・マジ難しい(>_<)
本番は、その他に妻のオカリナで、アメージンググレースとカッチーニのアベマリアを演奏しましたが、オカリナの音って説得力あります。
音楽というのは空間芸術ですから、一度出した音は元には戻りません。
一発勝負ですから、本当に怖いです。
トランペットとフルートのアンサンブルというのは、ことの他難しいです。
ちょっと強く吹いてしまうと、フルートの音が消されてしまいバランスが悪くなります。
だからと言って、あまり控えめで吹こうとすると上手く吹けません(練習不足もありますが)。
いつもは、大きなオーケストラで吹いているのでさほど気にはならないのですが、小編成の、しかも、全く性格の違うフルートという楽器とのアンサンブルにおいてはピアニッシモで演奏することの重要性があらわになります。
日々の個人練習の時には、必ずピアニッシモで吹く練習をしなければいけないと思います。
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タグ:ピアニッシモ
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