2017年05月03日
老年ラッパ吹き
中学時代、M君という友人にそそのかされて
吹奏楽部に入部しました。
もともと私は、
吹奏楽というものには全く興味がありませんでした。
入部したものの、楽器の種類すら分かりません。
本当のところは、スライドが長く伸びるトロンボーンという楽器がカッコよさそうでやってみたかったのですが、当時は楽器の名前がわかりませんでした。
とりあえずトランペットという楽器の名前は知っていたので、
やってみました。
これが私の音楽人生の第一歩です。
私を吹奏楽に誘ったM君はホルン(メロフォン)を吹いていましたが、入部してからすぐにやめてしまいました。
この中学のクラブ活動は強制では無かったので、とくに入部する必要も無かったのですが、一度入部してしまうとやめるのは大変でした。
しかし、M君は私を残して去って行きました。
今から考えると、彼はかなりいい加減なやつだったのだと思います。
通っていた中学校の吹奏楽部は練習が厳しいことで有名でした。
毎日、朝練があったし、学校が休みの日にもブラスの講習会によく出かけました。
指導の先生はとても厳しくて、練習をサボると直接家まで呼びに来ました。
不幸なことに我が家は中学校のすぐ近くだったのです。
しかし、不思議にこの吹奏楽部をやめようとは思いませんでした。
先生は厳しくて怖かったですが、本当に一生懸命で音楽に対する情熱がありました。
私が中学3年の時に、この先生(大石先生)は別の中学に転勤になったのですが、その時に女子部員は全員泣いていました。
それだけ慕われていた先生だったのです。
私がトランペットを今だにやめずに続けているのは、ひょっとすると、この先生の音楽に対する情熱が影響しているのかもしれません。
今では私も、69歳になる老年ラッパ吹きになりました。
隣の女性は、老年笛吹である私の妻です。
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