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松下幸之助さんの本は、かなりたくさん読んできた。
また、講演会などのCDもたくさん聞いた。
コロナの影響をまともに受けてしまったうちの会社も、
この厳しい状況から這い上がろうと、
必死にもがいている。
そんな時に、ふとこれまでに読んでいなかった、
松下さんの書籍を目にして、
経営幹部として、改めて松下さんの言葉にふれてみようと、
手に取った一冊。
1つのテーマが、見開き2〜3ページ程度に圧縮されていて、
風呂場で熱いお湯につかりながら読むには最適だった。
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3年に1ぺんぐらいちょっとした不景気が来る、
10年に1ぺんぐらいポンと大きな不景気が来るということは、
かえって身のためだと思いますな。
会社のためですよ。
ほんとうは"公共ときにどうしていたかが
不況になって生きてくるんだけれど、
なかなかそうはいきませんから。
やっぱり人間というものはどんなに賢い人でも、
事にあたって多少つまずかんと身に入りませんわ。
今ちょうどそういった時局ですから、
逃げないでこれに立ち向かう。
かりに自分のところはどうということなくても、
友人とか親戚とか、
そんな人で行きづまる人があると、
身にしみるわけですな。
今がいちばん勉強するのにもってこいですよ。
こういうときには、勉強もよけい身が入る。
「熱意の章」4 不景気のときのほうが面白い より
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社長になる人に知っておいてほしいこと | ||||
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