2018年02月19日
北海道・東北 H28-067
白血球に関する以下の記述の正誤について、正しいものはどれか。
a. 好中球は、血管壁を通りぬけて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージと呼ばれる。
b. リンパ球は、白血球の約60%を占めており最も数が多く、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
c. 白血球は、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ細胞であり、アレルギーに関与するものはない。
d. 白血球は、感染や炎症などが起きると全体の数が増加するとともに、種類ごとの割合も変化する。
〜解答・解説〜
a.誤 これは「単球」についての記述。白血球全体の約5%しか存在しないが、大きくて強い食作用を持つ。
b.誤 これは「好中球」についての記述。最も数が多く、食作用もある。
c.誤 白血球は免疫に大きく関わり、アレルギーにも関与する。
d.正 まず白血球という大きなくくりがあって、さらにリンパ球(T細胞・NK細胞・B細胞)、顆粒球(好酸球・好中球・好塩基球)、単球(マクロファージ)と細分化される。
a. 好中球は、血管壁を通りぬけて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージと呼ばれる。
b. リンパ球は、白血球の約60%を占めており最も数が多く、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
c. 白血球は、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ細胞であり、アレルギーに関与するものはない。
d. 白血球は、感染や炎症などが起きると全体の数が増加するとともに、種類ごとの割合も変化する。
〜解答・解説〜
a.誤 これは「単球」についての記述。白血球全体の約5%しか存在しないが、大きくて強い食作用を持つ。
b.誤 これは「好中球」についての記述。最も数が多く、食作用もある。
c.誤 白血球は免疫に大きく関わり、アレルギーにも関与する。
d.正 まず白血球という大きなくくりがあって、さらにリンパ球(T細胞・NK細胞・B細胞)、顆粒球(好酸球・好中球・好塩基球)、単球(マクロファージ)と細分化される。
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