2018年02月18日
北海道・東北 H28-065
次の記述は、循環器系に関するものである。正しいものはどれか。
a. 脾臓は、握りこぶし大のスポンジ状臓器で、胃の後方の左上腹部に位置する。
b. 四肢を通る静脈では、一定の間隔をおいて内腔に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達して血流の逆流を防いでいるが、リンパ管にはリンパ液の逆流防止のための弁はない。
c. 心臓の左側部分(左心房、左心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出し、肺でガス交換された血液は、心臓の右側部分(右心房、右心室)に入り、そこから全身へ送り出される。
d. 動脈は、弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっているが、血漿中の過剰なコレステロールが血管の内壁に蓄積すると、その弾力性が損なわれてもろくなる。
〜解答・解説〜
a.正
b.誤 リンパ管には内膜のヒダから形成される弁が存在している。静脈のものより薄いが数は多く、逆流を防ぐ役割をしている。
c.誤 左心と右心の記載が逆。(全身→右心→肺→左心→全身)
d.正 弾力性がなくなる→硬化する=動脈硬化
a. 脾臓は、握りこぶし大のスポンジ状臓器で、胃の後方の左上腹部に位置する。
b. 四肢を通る静脈では、一定の間隔をおいて内腔に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達して血流の逆流を防いでいるが、リンパ管にはリンパ液の逆流防止のための弁はない。
c. 心臓の左側部分(左心房、左心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出し、肺でガス交換された血液は、心臓の右側部分(右心房、右心室)に入り、そこから全身へ送り出される。
d. 動脈は、弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっているが、血漿中の過剰なコレステロールが血管の内壁に蓄積すると、その弾力性が損なわれてもろくなる。
〜解答・解説〜
a.正
b.誤 リンパ管には内膜のヒダから形成される弁が存在している。静脈のものより薄いが数は多く、逆流を防ぐ役割をしている。
c.誤 左心と右心の記載が逆。(全身→右心→肺→左心→全身)
d.正 弾力性がなくなる→硬化する=動脈硬化
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