武田信玄による遠江侵攻が始まり、ますます放送が楽しみになってきている。
さて、私が今さら書くまでもないが、
武田信玄は武将としても政治家としても評価されている戦国武将の一人である。
「人は石垣、人は城」
堅固な石垣よりも、人との固い信頼関係が勝るという信念で城を築かなかった信玄。
本拠となる城は持たぬまま、領国を守り切りきった。
中国、清の第四代皇帝、康熙帝も同様の言葉を残している。
「長城はいらない。モンゴル人と仲良くすればよい。」
秦の始皇帝以来の北方遊牧民対策、長城建設は不用とし、
モンゴル人との友好を説いている。清朝はモンゴル人を同盟者として扱い、
清の皇帝はモンゴル人のハーンと同じ存在となっていた。
清朝が270年も中国を支配できた大きな要因だと私は思う。
我が身に照らせば、敵が武力で攻めてくることはないが、
仕事がなくなるという事態がそれに当たる。
この災いを断ち切るには、信頼で結ばれた人間関係が何より必要。
大げさではあるが、信玄や康熙帝に学ぼう。
日々の顧客、同僚とのやりとりに気を配ろう。
昔、お世話になった人に頼りを出そう。
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