為替の決まり方は両国の通貨供給量の相対で決まるのが基本です
ドル円に関して言えばコロナで米国が緩和した時は円よりドルがはるかに多かったので
110円前後が妥当な値段だとみていました資料はその時のものです
しかしご存知の通り、FRBが引き締めに動いているので
将来は133円前後が妥当ではないかと思っていましたが
ここにきて雲行きが怪しくなってきました
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海外ファンドVS日銀
日本国債を取引する債券市場が大混乱の様相を呈しています
日銀による大規模金融緩和策の修正をにらんだ海外投資家が国債に投機的な売りを浴びせ、
日銀が必死に買い支える構図です。
15日には国債の先物取引が一時中断、両者の攻防はヒートアップしました
国債の先物価格が前日に比べ2円以上も急落し、
2013年4月以来、9年2カ月ぶりの下げ幅を記録。
売りの主役は海外投資家です。
欧米の中央銀行は積極的な利上げに転じる中、
海外投資家らは、日銀も緩和策の修正を余儀なくされるとの観測から日本国債への売り圧力を強めています
結果10年債の利回りが急上昇日銀の防衛ライン0.25を大きく上まっています。
日銀は「現在の大規模緩和を粘り強く続ける」(黒田東彦総裁)との姿勢を崩していません
海外投資家の売りに打ち負かされる形で日銀が政策修正に追い込まれるのか、市場で注目が集まっています
中央銀行には逆らうなというのが投資のセオリーですが
かつてソロスのポンド売りに負けた英国中央銀と同じ道をたどるかもしれません
そうしたらパニックです
外資の売りに日銀が対抗を続ければ長期的に円が市場にあふれて円安が加速するかもしれません
短期的には週明けは金利上昇で円が買われ、日銀の介入で円が売られるという動きが見られそうです
当分国債の金の動きに注意して夜、外資が売ってきたところをpivotラインを参考に薄くロングして
翌日の午前中に日銀が動いたところで売るという戦略はどうかと思っています
またクジラの動きは円の売りを解消しながらもドルを買ってきています
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135.5あたりがクジラの取引値なのでここを突破して上がればさらに上がっていくと思われます
そこで跳ね返されることも十分あり得ますこのことを意識して
押し目買いで行きたいと思います