『人生から後ろ向きな考えを取り除く9つの習慣』
悪い方向にしか考えられない。後ろ向きな考えに取りつかれている。ポジティブに、前向きに!と思えば思うほどドツボにはまっていく。この負のルーチンを断ち切るにはどうしたらよいのだろうか?冷静に見ると、ちょっとおめでたいヤツに思えるかもしれないが、それでも前向きな考え方を身につければ、人生は生きやすくなる。幸せを呼び込めるのはいつだって幸せそうな人たちだ。ここで紹介するのは後ろ向きな考え方を止め、前向きな考え方を育てる9つの習慣だ。これまでも同じような記事を紹介してきたが、やはりどうやら、幸せに近づくためにはこれらの方法が適切だということだ。
人生から後ろ向きな考えを取り除く9つの習慣
1. 一日3つ、今この瞬間、感謝していることをメモしよう。
テクノロジーは便利だ。日々、SNSをチェックする人は多いだろう。その結果は? 自分より他人のほうがいい暮らしをしているという不健全な妄想や、無意識の嫉妬にとらわれている人が多いという。もしそれに気がつくことができたら一歩前進だ。心のどこかで自分の人生について不満や不幸を感じ、負の連鎖にはまっている最中なのである。感謝は、持っていないものや不満の種に意識を向ける代わりに、よい面を見るよう脳を仕向けてくれる。だから起きたときや寝る前に、5分でいいから感謝日記をつけるのだ。今この瞬間に感謝できることを3つ記そう。暖かいベッドで眠れること、住む場所があること、家族がいること、冷蔵庫の中に食べ物があることなど、ちょっとしたことでいい。
2. 心に描いたことは何でもできると信じよう
「できると思ったことであれ、できないと思ったことであれ、あなたは正しい。」ヘンリー・フォードの言葉だ。つまり、前向きな思考を信じることができれば、それが実現するということだ。前向きな思考の力を信じられなければ、それは実現しない。日本では言葉に内在する「言霊」という霊力があると信じられている。前向きな言葉を口にしよう。「できない」ではなく、「できる」と言うのだ。「嫌い」より「好き」。前向きな言葉を口にすることで、徐々に自分を信じられるようになってくる。
3. 最終目標ではなく、幸せ習慣を作る
幸せかどうかなんて考え方次第だ。幸せな人生はあなたが作らなければ存在しない。言わんとするところは、そのうち幸せな人生がやってくると期待するのではなく、より幸せになるためにできることを日々積極的に探さなければならないということだ。人生にポジティブ心理学を応用しよう。そうすれば態度・モチベーション・人間関係により前向きな影響を感じられるようになるだろう。
4. ほんの小さなことでいい、毎日気分がよくなることを1つ行う
仕事や学校がないとき、あなたは何をするのが好きだろうか? 1人で行動することが好きかもしれない。誰かと一緒にいるのが好きかもしれない。それは人それぞれ。何でもいい、あなたが好きなことを毎日行おう。例えば、次のような具合だ。
・本が好きな人なら:寝る前に30分小説を読む時間を作る。お茶と上質なチョコレートを用意して、音楽をかけるといった演出もいい。
・体を動かすことが好きな人なら:仕事や学校が終わったら、自転車・ハイキング・ジョギングなどのための時間を作る。友達を誘ってもいい。彼らにとってもいい習慣になるだろう。
・音楽が好きな人なら:ギターやドラムなど、楽器を練習する。
・書くことが好きな人なら:毎日1ページ書くことを日課にする。朝出かける前でもいいし、夜静かになった頃でもいい。その日の出来事、面白かったこと、友達との楽しかった話など、書くネタはいくらでもある。
5.「今はできない」を「やってみよう」に置き換える
物事を先送りにすることは誰にだってある。人間とはそういうものだ。面倒なことは後回しにしたくなるものだ。でもこんな風に考えてみよう。
・先送りの背後に隠れたものがないか注意して考える
それは「うまくできない」ことに対する恐怖かもしれない。
・今度、先送りにしたくなったら、「できない」と言うのではなく、抵抗感の原因を考える
自分に正直に。それが分かれば対処することができる。
・最大のメリット。「やってみよう」と言えたとき、あなたは恐怖に打ち勝っている
目の前の可能性の扉を閉じる代わりに開くという行為は、非常にパワフルなことだ。自分自身に対する態度がほんの少し変わり、それはその後の人生に大きな影響を与える。
6. 時間を無駄遣いしないために、嫌な人とは距離を置く
・嫌な人は友達を装うかもしれないが、友達ではない
なぜなら彼らはあなたを助けないし、耳も貸さないし、変わることもない。自分の自由時間を過ごす相手はきちんと選ぼう。嫌な人があなたの時間を占領しようとしてきたら、はっきり「ノー」と言うのだ。忙しいとでも言えばいい。無駄なおしゃべりに費やす暇はない。あなたの時間は、あなたがリラックスして、幸せに過ごすためのものだ。
・フェイスブックやツイッターの更新に惑わされるな
なんでも話半分に受け止めておこう。投稿される写真やストーリーが友達の現実ではない可能性は大いにある。他人に見せたいと思っている現実というのが本当のところだ。それよりも、自分の人生に起きていることに意識を向けよう。小さなことに感謝し、自分の本当のゴールに留まるのだ。そして、あなたが達成すると決めたことを誰にも邪魔させてはいけない。なぜ? 個人的な目標を定めたとき、あなたは自分自身と約束を交わしたからだ。そして、それこそがあなたにとって最も大切なことだからだ。
7. 怒りや恨みに捕らわれの身となっていないか?
生きていれば、失望や理不尽に振り回される。だがある程度まで、それは仕方のないことだ。出来事や状況を常にコントロールしておくことはできない。だが、それに対する反応はコントロールできる。一歩引いて、状況をもう一度見つめてみよう。あなたの時間・エネルギー・健康をその怒りに注ぐほどの価値はあるだろうか? 大抵の場合は、手放したほうがいい。後は教訓を学び、前に進むだけだ。
8. ミスに対して前向きな態度をとる
間違いもまた人生にはつきものだ。問題なのはそれへの向き合い方だ。自分の過ちを許して、過去を少し違った視点から眺めてみよう。反省して、教訓を得たら、いつまでも拘らないことだ。これは人間関係・仕事・学業など、人生で上手く行かなかった様々な状況に応用することができる。ミスに対する態度を変えれば、より自由になって将来を成功へと導けるようになる。
9. 理想の自分を思い描く
やたらと自分を責めたりしないで、もう少し理想的な自分像を見つめてみよう。それはあなたがなりたいと思っているあなただ。あなたが憧れるあなただ。正しいこと、やるべきこと、時間の使い方、追求すべき目標などをきちんと弁えているあなただ。現在の自分と理想の自分とで常に会話を交わそう。次にどうするべきかと思案することがあれば、理想の自分に訊いてみるといい。こうすると自分を前向きに捉えることができるようになり、モチベーションも上がる。当然、成功の確率も高まる。もちろん現実の自分がそうでなくても、理想のあなたはいつでもあなたの中にいる。その力を借りることはいつでもできるのだ。
http://karapaia.com/archives/52234950.html
『「FOBO(良い選択じゃないことを過度に恐れる)」に対する対処法』
http://iwasaakamaru.seesaa.net/article/447757590.html
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幸せになりましょう。