2016年05月09日
小説 僕たちの戦争
僕たちの戦争
2001年9月12日の日本、サーフィンをしていたフリーターの健太は大波に飲み込まれ、気が付くと1944年(昭和19年)の世界にタイムスリップしていた。一方、戦時中の1944年、霞ヶ浦予科練で飛行訓練をしていた吾一は雨雲に巻き込まれ海に墜落し、現代へタイムスリップしてしまう。それぞれの時代の二人の家族や友人すら見分けが困難である程似ていた容姿のせいもありお互い入れ替わってしまった健太と吾一。健太は1944年で特攻兵器回天の部隊へ配属され、吾一は現代の健太の恋人・ミナミに思いを寄せていく。彼らは自分の元いた世界と異なる時代に戸惑い翻弄されながらも生きていく。
現代人のフリーター健太。本来来てはいけない世界にタイムスリップ。
軍国主義で戦争真っ只中に迷い込んだ健太ではあるが、現代人のフリーターが段々とその時代の若者へ変化していく........ところが切ない。
霞ヶ浦予科練で飛行訓練をしていた吾一、
戦時中から現代にタイムスリップした青年が 現代の東京の街中の風景を目の当たりにして
「こんな…
こんな世の中を作るために…
散っていった英霊達は…
国を護る盾となって命を捨てていった あの尊い犠牲は…
こんな世の中を作るためだったのか!!」
と、ショックを受けて叫ぶ。
15歳の子供にプレゼントしました。
生まれてきた時代が違うだけで、何も疑問に思うことなく軍国少年になってしまう時代があったんです。
父や母・彼女や友人がいることに感謝せずにはいられません。
読みやすいです。ラストは切ない。
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