2016年05月09日
1/35 フランス軽戦車 AMX-13 ¥4,320 税込
1/35 フランス軽戦車 AMX-13 ¥4,320 税込
「迅速な海外展開が可能な軽戦車」という先進的なコンセプトに基づいて開発。1952年から85年までに約7,700輌が生産され、1980年代の終わりまで任務に就いたフランスの軽戦車、AMX-13のプラスチックモデル組み立てキットです。実車取材に基づいて、長砲身75mm砲を備えるコンパクトな砲塔や、姿勢の低い車体など軽快な姿を実感豊かにモデル化。砲塔上部は実車の構造を意識しながら、組み立てやすさに配慮して一体化を進めたパーツ構成としました。特徴的な砲塔外周のキャンバスはその質感もリアルに再現。車体や砲塔の各部に見られる鋳造肌の表現の違いも見どころです。また、ジェリカンや工具類なども高い実感でモデル化。履帯は接着・塗装可能なベルト式とし、ゴムパッド付きのタイプを再現しました。キューポラに収まるコマンダーの半身像と、フランス軍所属車の2種類のスライドマーク付き。
★完成時の全長183mm、全幅72mm
1940年5月のドイツ軍の電撃侵攻により終戦まで戦車技術の発展が途絶えてしまったフランスは、終戦直後からそのギャップを埋めるべく新型戦車の開発に着手した。
1946年にはフランス陸軍により新型13t級軽戦車の基本仕様がまとめられ、国内の兵器メーカー各社に対して開発要求が出された。
これに応じた各社の設計から3社の案が選択されて試作車が製作され、性能比較試験を行った結果1951年にAMX社(Atelier de Construction d'Issy-les-Moulineaux:イシー・レ・ムリノー工廠)の手になる車両が選ばれて、「AMX-13」(AMX社の13t級戦車)の名称でフランス陸軍に制式採用された。
AMX-13軽戦車は1952年からARE社(Atelier de Construction Roanne:ロアンヌ工廠)で生産が開始され、当初の生産ペースは月産45両であった。
後にARE社が1964年からAMX-30戦車の生産を開始した際、AMX-13軽戦車の生産はMCL社(Mécanique Creusot-Loire:クルーゾ・ロワール工業)に引き継がれた。
フランス軽戦車 AMX-13
AMX-13軽戦車は戦後すぐに開発された戦車としては珍しく、輸送機による空中輸送ができるよう極力軽量化を図って設計されていたが、これはフランスが本国より遠く離れた世界各地に植民地を持っており、戦後各地の植民地で独立闘争が活発になったという事情によるもので、有事の際には緊急輸送されて本隊が到着するまでの時間稼ぎを行うことをその開発目的の1つとしていたからである。
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