するまでの間 数日から一週間ほど自宅へは帰る事ができません
運行中は業務を行いながら食事や入浴などの日常生活を行って過ごす事になります
そのあいだ 運転手は何処で寝ているのか トラックは何処に止めているのか 知らない人は気になり
ますよね!
運送会社によっては運行先にトラックを止める事ができる場所や 仮眠施設 シャワー・コインランドリー
などを併設した所もあってその場所で仮眠を取ったり 休息時間を過ごしたりしていますが それは
一部の運送会社だけでほとんどのトラック運転手はトラックを適当な場所に止めるなどして運転席
の後ろ等に設けられている寝台で睡眠をとっています(-_-)zzz
今回は長距離トラック運転手は何処にトラックをとめて どうやって仮眠や睡眠をとっているのか
そのあたりの事情を紹介したいと思います (^_^)
目次
トラックの運転席には寝台が付いている
睡眠や仮眠の為 トラックを駐車する場所
安眠の為に便利な物
トラックを駐車する時に気を付ける事
まとめ
トラックの運転席には寝台が付いている
トラックの運転席には運転手が睡眠できるスペースが設けられています
運転席の種類にもよりますがフルキャブの場合は運転席の後ろ ハイルーフキャブは運転席の上に
寝台がついています
(運転席の事をキャビン キャブ と呼びます)
■フルキャブ
キャビン内部は運転席と助手席の後ろにベッド(寝るスペース)が確保されているタイプになります
トラックを横から見た時にキャビンの側面がベットスペースの分 通常より長いのが特徴です
キャビン後部に設置されたベットルームの大きさは標準的な男性が足を延ばしても十分寝られるサイズ
になっています 車幅 2.5m そして助手席側の座席を完全に倒すことでその分スペースが広がり
くつろぐ事ができます
■ハイルーフキャブ
ショートキャブ(2F寝台付き)
ハイルーフキャブはハイキャブとも呼ばれ ショートキャブよりも天井が高いつくりになっています
運転席内で立ち上げる事も可能で居住スペースが大きいタイプです
標準のショートキャブなど 車種によっては寝台がついていないトラックもあります
ショートキャブタイプは運転席が短くなっていて その分荷台が広くなっていてたくさん荷物を積む事が
できます
地場の運行やターミナル等拠点間を定期運行する便などに使われている事が多いタイプです
日帰りの運行や運行先の拠点で仮眠施設などがある状況で使用する場合は トラックに寝台は必要ない
からです
睡眠や仮眠の為 トラックを駐車する場所
睡眠や 仮眠をする為トラックを止めようと思っても トラックを駐車出来る場所はかぎられています
乗用車と違って 車体が大きいので一般の駐車場などには入れないからです
主にトラックを止めて睡眠や仮眠ができる場所としては・・
ガソリンスタンド コンビニ サービスエリア 道の駅 トラックステーション
などがあります
これらの場所では長時間駐車して仮眠や睡眠をとる事ができますが 場所によっては駐車時間や駐車
マスが制限されていて駐車出来ない事もあるので注意が必要です (。´・ω・)?
夜間とは日没から日の出までの時間をさします
■ガソリンスタンド
大型車両専用のガソリンスタンドで休憩や仮眠を取る事ができます(宇佐美・エネオスウイング
・太陽鉱油・・・)
場所にもよりますが長時間トラックを止める事ができ シャワーやコインランドリー コンビニを併設
した所もあるので長距離トラックの運転手にとっては大変便利な所です
燃料を給油しなくても会員カードを持っていれば施設を利用する事は可能です
(場所によって設備など条件がちがう事があるので利用する際は事前に確認をしましょう)
■コンビニエンスストアー
場所によってコンビニで仮眠ができる所があります(全てではありません)
大型トラック休憩OKなところや そうでない所があるので駐車する際は注意しましょう
大型車両の駐車マスがある所では基本駐車OKな所ですが長時間 駐車している場合などは
店員さんに声を掛けられる事があります
駐車しているトラックの中には数時間程度の場合もあれば1日以上駐車しているトラックもいるようです
お店側としては店内でたくさん買い物をしてくれるお客さんなのですが・・・
何時までいるのかな? というふうにも 見られます
暗黙の了解という部分もあるので ほどほどにしておきましょう
また近くに民家などがあるとアイドリングは控えるようにしましょう
警察に通報されるおそれがあります
■サービスエリア
高速道路上にあって 休憩や仮眠などをとる事ができます
全国の高速道路に設置されていて 長距離トラック運転手とっては気軽に立ち寄れる場所です
場所によっては休憩や仮眠だけでなくレストラン・ コンビニ シャワーステーション コイン
ランドリーなどを併設している 所もあるのでゆっくりとくつろぐ事ができて 大変便利
です
ただし場所や時間帯によっては利用する車両がおおくて 駐車マスがあいてなくトラックをとめれ
ない事もあります
夕方から夜間にかけて 利用するトラックが休息や仮眠の為サービスエリア等に集中する為 駐車マスが
不足します
とくにコンビニやシャワーステーション 等を併設している所は多くのトラックが集まる場所
なので早めに利用するようにしましょう
■道の駅
24時間利用可能で 清潔なトイレ ゆったりとした駐車場の基本設備と合わせてレストランや
公園 温泉などが利用出来る所もあります
大型車両専用の駐車マスがあるので安心して休憩や仮眠ができる他 特色をいかした 地元の
特産品などの販売などもしているのでちょっとした観光気分を味わう事もできます
場所によって設備はちがうので利用する際は事前に調べておきましょう
道の駅の設置者は市町村で 国土交通省道路局に申請して登録されています
■トラックステーション
全国の主要道路に設置されている トラック運転手を対象とした施設であり 自由に休憩や仮眠を取る
事ができます
仮眠以外にも食事やシャワー室 コインランドリー等の施設を併設していたり中には宿泊施設がある所
もあります
併設する食堂やレストランでは運転手向けのがっつりしたメニューが多いのが特徴です
原則終日利用できますが 連続しての駐車は16時間までとなっています
峠の待避所などは駐車可能?
緊急待避所は緊急の時以外は駐車禁止です
待避所の使い方は道幅が狭く大型車両などがすれ違う為のもので基本仮眠をするなど 駐車する場所
ではありません
短時間の休憩程度なら利用可能でしょうが 長時間駐車しての仮眠などは原則として認められていない
ので注意しましょう
安眠の為に便利な物
■遮光カーテン
運行中トラックで仮眠などする時に使います。
もともとトラックに付いている物もありますが外の光を通したり断熱性が余り無いものだと、昼間など
周りが明るい時間帯の場合は車内に光が差し込んで眩しかったり、真夏や真冬だとエアコンの効きが
弱くなって寝苦しい時があります。
遮光カーテンには断熱性に優れたタイプもあり、夏場や冬場の時期に熱を遮断して暑さや寒さを防ぎ快適
に過ごす事が出来ます。☆ミ
また車外から見えないようにしておく為にも、ぜひカーテンを備え付けをしておきましょう。
■寝袋 布団
トラックのフリースペースである寝台部分はマットしか敷かれていない為、布団や寝袋を用意しましょう
直接寝る事も出来ますが寒さをしのいだり、快適な睡眠で体力を回復させる為にもいい物を用意しましょう。
睡眠はとても大事です。
購入には車内で邪魔にならないよう、軽くてコンパクトに畳め、洗濯が出来るタイプを選びましょう。
(布団・寝袋 両方販売しています)
余り大きい物だと洗濯やトラックへの積み下ろしが大変です。
トラックを駐車する時に気を付ける事
■駐車禁止の場所はさける
みんなが止まっているからと言って駐車していると 交通の違反切符を切られる事があります
過去にも路上駐車が問題になって一斉に検挙された例もあります
駐車禁止の場所でなくても昼間12時間以上 夜間8時間以上 駐車すると交通違反になります
■アイドリングをする時は近くに民家がないか 確認する
エンジン音がうるさいと苦情がきます
他の車の走行に邪魔にならないようにする
大型車両がとまっていると他の車が通れない事があります
たとえば トレーラーなど・・
まとめ
トラックの中に設けられている寝台について紹介しました
慣れればそこまで不自由さもなく 工夫しだいで以外と快適に過ごす事もできます
大手の運送会社などでは 支店やターミナルにいくとシャワーや仮眠施設を装備した所
もありますが おおくの運転手は高速道路上のサービスエリアや道の駅・コンビニエンスストアー
などで睡眠を取っています
トラックの中での睡眠に慣れるまでいろいろ気になる事もあるかと思います
出来るだけリラックスできる空間をつくり 体の疲れをとるようにする工夫が大事です
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