長距離トラック運転手をしていると 大変だと感じる時があります。
トラック運転手は体力が必要な仕事だと言われていますが、人とのコミュニケーション力
や体調・時間管理能力もある程度は必要です。
初めて行く所では積み降ろし先への 移動経路やルールを調べたりと 分からない事が結構
あるので 電話で確認したり 会社の同僚や先輩に聞いたりと 人と接する機会も結構あります。
積み降ろし先や会社内でも仕事上のやり取りは必要なので 人間関係は大切です。
また運行中は生活リズムが不規則になりがちで 拘束時間もながく 長距離運転に加えて
手作業による荷物の積み降ろしもあるので体力が必要です。
その他にも 長距離トラック運転手をしていると 大変だと感じる所をいくつか紹介した
いと思います。(^_^)
目次
体力が続かない
休みが取りにくい
車両事故や荷物破損での弁償金
積み降ろし先や会社の同僚とのコミュニケーション
運行中 生活費にお金が掛かる
体力が続かない
■重労働の作業がある
荷物などを手作業で積み降ろしをする運行が続くと 大変だと感じる事があります。
特に重い荷物の場合は腰にも負担がかかるので 腰痛の原因にもなります。
(担当する仕事によって 運ぶ荷物や作業に掛かる負担は違います)
長く運転手をするには 自分の体力にあった仕事を選ぶ事も必要です。
人それぞれ体力が違うので 他人と同じように作業は出来ません。
■慣れない作業で疲れる
積み降ろし先がいつもと違う場所や 扱う荷物が初めての場合は 慣れない作業を行う為 いつもより
気を使うので疲れます。
荷物の扱い方法や 作業ルールは場所によって違うのでそれぞれの場所で確認しましょう。
(同じような荷姿であっても 扱い方法が場所ごとに違う事があるので注意しましょう。 破損
の原因になるので これで大丈夫だと 思い込まないように)
初めて行く所では積み降ろし先のルールに加え、目的地までの移動経路も調べなくてはいけないので
いつもより準備に時間が掛かります。
特に大型トラックの場合は 車両が通行できる道路であるのか 確認が必要です。
カーナビゲーション任せだと狭い道路を案内されて 走行不能になる事があります。(>_<)
担当する仕事によって運行時間がバラバラで出勤時間や退社時間が昼夜逆転したりする事
もあるので 生活リズムが不規則になりがちです。
昼間だけでなく 夜間も運行する時があるので上手く体のリズムが調整できてないと 睡眠
不足で居眠り運転の原因にもなります。
また長距離運転手の場合 道路渋滞等で移動に時間が掛かったりすると 予定していたより
時間が多くかかってしまい 休憩 休息時間が十分にとれずに運行する時もあるので、疲労が
たまって 疲れてしまいます。
休みがと取りにくい
担当する仕事にもよりますが あらかじめ1週間〜数週間先まで運行計画・勤務シフトが立てられている
事が多く 用事が出来ても急には休めない事が多いです。
誰がいつ 何処へ 運行に行くのかが予め決まっているので 急に休みを取ってしまうと
勤務シフトが変わるので 他の運転手に迷惑が掛かる場合があります。
風邪で体調が悪い時に急に休んでしまうと 他の運転手に よく思われない時があります。
(急に運行スケジュールを変更されて 風邪くらいで休むなよ・・ などと 言われているかもしれません)
体調が悪い時は お互い様なのですが・・🤧
また単純に人手不足や 会社の業務が忙しくて休めない場合もあります。
休日予定の日でも 急に運行スケジュールが変更になり 仕事になる事があります。
なので どうしても休みたい日があれば 事前に申請しておくようにしましょう。
車両事故や荷物破損での弁償金
運行業務中に車両事故や積み荷を破損させると 会社から弁償金を支払うように求められる
事があります。
運送会社によっては車両保険に加入していない所や、保険に加入していても 事故の際
保険を使って対応すると 保険料が上がってしまう という理由で保険を使わずに処理する
事があります。
その時に弁済に掛かった費用を運転手に支払いを求めたり、保険を使った場合でも
保険料の値上がりした差額分を 事故を起こした運転手に負担するように 会社から言われる
事があります(保険を使うと保険料が値上がりします)
保険を使った場合でも保険料の値上がりした分の差額を事故をおこした運転手に支払う
ように言う事があります。
事故の内容にもよりますが たいていは弁済等に掛かった費用の10%〜30%程度を運転手が
弁償する事が多いです。
運転手にとっては 手痛い出費になります。(>_<)
(運転手に特別な過失が無い場合は 掛かった費用の全額の支払いを会社側から運転手に請求
するのは違法です。 業務上の事であれば 会社側にも責任をとる義務があります)
積み降ろし先や会社の同僚とのコミュニケーション
積み降ろし先や社内でのコミュニケーションは大切です。
積み降ろし先でのルールや作業方法など はじめていく場所では分からない事が多いですが
とはいえ こういう事を知っておかないと 積み降ろし先からクレームが来たり同業者の
トラック運転手とトラブルになる事があります。
中には気難しい人もいるので 理不尽な事で怒られる事もあります。
よく行く場所では コミュニケーションをとって仲良くしていると 作業
等を優遇して行ってくれる事もあるので 会話は大事です。
人によっては 気が合う 合わない という時もありますが・・・
トラブルを避ける為にも コミュニケーションは取るように心掛けましょう。
運行中 生活費にお金が掛かる
長距離トラック運転手は 自宅を離れて数日〜1週間ほど運行業務をしていくので
食事 風呂 洗濯 といった日常生活を業務の合間や 休息中にしますが これには
とにかく お金がかかります。
特に食費の出費がおおくて 長距離トラック運転手の食事といえば たいていが
高速道路上にあるサービスエリアやパーキングエリアのフードコートやコンビニ
弁当になるかと思いますが 毎食 外食となると 結構な金額に膨れ上がって
しまうので既婚者など小遣い制の人は 小遣いが足りなくて 自由に飲み食い出来ない
なんて人もいます。
食費以外にも 風呂や 洗濯といった生活費にも運行中はお金が掛かります。
高速道路上にあるサービスエリア パーキングエリアに設置してあるコインシャワー
(有料)を利用したり 大型車両専門のガソリンスタンドで無料でシャワーを
借りる事ができます。
洗濯は運行日数分の着替えを持って行くようにして 予定していたより運行日数が増えて
着替えが足りなくなった時に コインランドリーで洗濯するといった感じにすると 出費を抑える事が
できます。
(自宅に帰った時 大量に洗濯をするのが大変ですが・・・)( ̄▽ ̄)
運行中は自宅を離れて生活をするので どうしても生活費が掛かってしまい お金の
やりくりが大変です。
人にもよりますが だいたい 1ヶ月で 5万円〜8万円 運行中に生活費としてお金をつかうようです。
まとめ
長距離トラック運転手の場合 運行中は仕事だけでなく 運行業務をしながら日常生活を行って
いくので ある程度は自分で 休憩 休息時間を調整しないといけません。
法令を遵守して 運行業務を行っていない運送会社も多くあるので 無理な運行をして体
を壊さないように体調管理には気を付けましょう。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image