2013年04月23日
亀田興毅、成長の土下座!
少し前になるが、亀田興毅の世界戦があった。
結局試合は6度目の防衛となったが、彼の成長を非常に感じた試合だった。
たまたま、何年か前の怪しい判定の末、王座になった時、あまりの批判にガッツ石松&やくみつると親父が朝のテレビで言い合っているユーチューブを見た。
あの頃から比べてあきらかに強くなっている亀田興毅と亀田家がとてもたくましく見えた。特に2ランド目が終った時の相手を讃えつつ、ボクシングを楽しんでいるかのような表情は非常に爽快な気持ちにさせた。
まるで前々回のWBCで韓国に逆転する前の感じだ。わかりづらいかもしれないが、韓国の実力を認めた上で勝負するという勝手な感覚だが…。
彼の爽快さが彼本来のものだという感じもする。しかし、優しさを持った頃から選手の将来も二分する。基本的に相当な技術がない限り、プロ野球も優しい人間は一番先に脱落していく。ある意味プロ野球は変人の集まりでもある。
少し受け止め方が違うというか独特の感覚で受け止める。その分極端に神経質だったり、ぼけっとしていたりする。嬉しい話ではないと思うが、唯一優しい選手、考え方がまともな選手は戦力外になっても球団職員やバッティングピッチャーとなるような感じだ。(人を応援できる人。)
優しさが出て来た亀田興毅が次回で快勝すれば本物だし、また同じような試合をすれば、そのときは限界なのかもしれない。とにかく、次回の亀田興毅に期待したい!