タクシードライバーに転職したら地理試験対策に集中しよう
地理試験とは
地理試験は東京都の場合、特別区【23区と三鷹市及び武蔵野市】でタクシードライバーで営業するための必須試験です。東京都以外では神奈川県、大阪府がタクシードライバーで営業するための対象地域です。タクシードライバーは地理試験に合格しない限り仕事をすることはできません。
地理試験取得の必須エリア | |
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地域 | 詳細地域 |
東京都 | 特別区 |
神奈川県 | 横浜市/川崎市/三浦市/横須賀市 |
大阪府 | ※ブロック分割 |
大阪はブロックごとに分けられてるので下記に別途表にしてます。
大阪府で地理試験取得の必須エリア | ||
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地域 | ブロック | 詳細地域 |
大阪府 | 北ブロック | 大阪市西淀川区/大阪市東淀川区/大阪市淀川区/吹田市/摂津市/豊中市/茨木市/高槻市/箕面市/池田市 |
南ブロック | 忠岡町/泉大津市/高石市/和泉市/堺市 | |
中ブロック | 北ブロック対象区を除いた東大阪市/大阪市/門真市/守口市/八尾市 |
地理試験は東京の場合、東京タクシーセンター新任乗務員研修を受講して3日目の午後に行われます。タクシードライバー希望者は地理試験に合格しないと営業免許である「乗務員証」がもらえません。
地理試験は1問1点で40問マーク方式で出題され、合格基準は32点、制限時間は60分となります。問題用紙(地図)は6種類用意されていてどの種類の地図が試験当日配布されるのか事前にはわかりません。
問題は地理試験に用意される地図から大きく5項目に分類されて出題されます。
1幹線道路と交差点
問題数は幹線道路問題が10問、交差点問題が5問。試験当日に配布される地図の中から、回答群にある幹線道路、交差点名をマークする。
2施設建物
地図中から解答群にある施設建物を番号で選んでマークする。10問。
3関連付の問題
首都高出入口と首都高速線、区と町名、施設と最寄りの駅など、問題の種類によって異なります。解答群の中に2つダミーがあります。5問4経路問題
乗車地から降車地までの最短経路で通過する交差点をマークする。解答群の中に2つダミーがあります。5問
5ミックス問題
幹線道路と交差点名、建物と最寄りの駅 区名など問題の種類によって異なります。5問
地理試験に一発合格するためのポイント
ぶっつけ本番はNG
過去運送業やバイク便などの経験があり地理に自信があってもタクシーの地理試験の難易度は別格です。地方出身者は絶対に勉強しないと受かりません。
幹線道路と交差点、施設は100%暗記すること
地図(6種)内で出てくる幹線道路が84本、交差点が46箇所、施設が180か所あるので丸暗記することです。これで【1幹線道路と交差点】と【2施設建物】の合計点数が25点になります。【4経路問題】は超難問ですので全ての解答に同じマークをつけること。1点
まとめ
【1幹線道路と交差点】15点、【2施設建物】で10点、【4経路問題】で1点で合計26点。
残りの点数6点を【3関連付の問題】(5点)と【5ミックス問題】(5点)で合格点を取りましょう。