2016年06月03日
北海道男児行方不明事件・・・自衛隊演習場で発見されるまで足取り確認される。 。
北海道七飯町で行方不明になり、3日に保護された北斗市の小学2年田野岡大和君(7)は、不明になった林道から直線距離で6〜7キロ離れた陸上自衛隊の演習場(鹿部町)で発見された。
演習場まで大人の足でも2時間半以上かかるという。田野岡君は函館市内の病院に検査入院しており、道警は回復を待って、保護されるまでの詳しい経緯を確認する。
一方、北斗市は一日も早く学校生活に復帰できるよう、スクールカウンセラーを配置することを決定。心のケアの準備も進めている。
道警や陸自によると、田野岡君は七飯町東大沼で行方不明になった5月28日の夜には、陸自演習場の宿営施設に着いたと話したという。不明現場から最短ルートでも道なりに歩くと約10キロ、大人でも2時間半から3時間かかる。演習場の周囲はフェンスやロープが張られているところもあるが、敷地内に入ることは可能。ゲート入り口から施設(長さ30メートル、幅6メートル)までは約2〜3キロある。体に軽いすり傷しかないことなどから、山中ではなく林道を歩いて演習場まで来た可能性がある。
施設はかまぼこ型で、訓練時に50人が寝泊まりできる。道警などによると、田野岡君は「28日夜から雨宿りをして、水を飲んで過ごした」と話したという。
函館地方気象台によると、行方が分からなくなった5月28日から今月2日までの間、不明現場近くでは雷雨の日もあった。2日の最低気温は9.2度だった。施設にはストーブもあったが、電源がなく使える状態ではなかった。
陸自によると、宿営施設は捜索対象になっておらず、5月30日午前に施設を点検した際には、田野岡君の姿は見当たらなかったという。
発見された際、田野岡君は不明時と同じ野球帽に半袖Tシャツ、ジャージー姿。寒さに体を震わせ、「マット2枚敷いて体に挟んで寝ていた」と話していた。
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