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2016年11月22日
甲子園女子マネ問題が一歩前進か?来春から練習補助可能となる見通しである
日本高野連は22日、大阪市内で全体審議委員会を開き、春夏の甲子園練習で女子部員(マネジャーを含む)の補助参加を認める原案をまとめた。
25日に行われる理事会で承認され、来年1月のセンバツ、選手権、両運営委員会で許可されれば、来春の甲子園練習から女子部員の補助が可能になる見通しだ。
日本高野連の竹中雅彦事務局長は「一番怖いのはケガ。安全面に十分な対策を取った上でできることを」と説明。
原案の内容は明らかになっていないが、これまで技術振興委員会や審議委員会で練習補助参加を前向きに検討してきた。
その際に守備練習中にボールが飛んでくる危険性が低い芝生上での外野ノック補助や、ベンチ前に防球ネットを置き、その前で練習を補助するなど、女子部員が安全に練習参加できる可能性を探ってきた。
これまで議論されてきたことがこの日、全体審議委員会で原案としてまとめられ、25日の理事会に諮ることが決定。
そこで正式に承認され、センバツ、選手権両運営委員会の了解が得られれば、何らかの形で来春の甲子園練習から女子部員の参加が認められることになりそうだ。
この問題は今夏の甲子園練習で大分の女子マネジャーがユニホームを着用し、ホームベース上でノックの補助を行っていたところを大会関係者に制止されたことが発端。
テレビやインターネット上含め、様々な議論が沸き起こっていた。
2016年11月14日
≪博多駅前陥没事故復旧工事≫ スピード復旧を不安視する声も・・・「こんなに早くて大丈夫なのか?と…」・・・
JR博多駅前で起きた大規模道路陥没事故は、降雨による作業の遅れが懸念されるものの、最終的な安全確認を行い、早ければ14日深夜にも道路の通行が再開される見通しとなった。
24時間態勢の突貫工事によりライフラインはわずか6日間で回復。スピード復旧に住民からは安堵(あんど)が漏れる一方で、再発を不安視する声もある。休業補償などの問題も絡み、事態の収拾までには、時間を要しそうだ。
「熊本地震の影響で、ただでさえ宴会が減っている上に陥没事故なんて…」
現場近くのもつ鍋店は8日の事故発生以降、150人近くの予約キャンセルが出た。損失は少なくとも60万円。店長代理の合谷(ごうや)賢太さん(28)は「うちは停電もなかったのに」と渋い表情を浮かべる。
4月の熊本地震以降、宴会自粛ムードが広がる中で起きた事故は、売り上げ減少に拍車をかけた。同店は福岡市にキャンセル客のリストを示し、損害金を請求する方針だという。
避難勧告を受けている現場に面したビルに入る駐車場には、約110台が取り残されたまま。また、駐車場は駅前の好立地で土日はほぼ満車になるといい、運営会社の担当者も「請求を視野に検討していく」としている。
市にはこれまで、同様の休業補償についての問い合わせが、50件超寄せられているという。
ライフラインはわずか6日間でのスピード復旧。市民からは「早い復旧にこしたことはない」と歓迎の声が上がる。ただ、原因が究明されない中での道路通行再開に対し、再発への不安も出ている。
近くで働く男性会社員(29)も「1カ月くらいかかると思っていたので、こんなに早くて大丈夫かと思う。しっかりと調査をしてほしい」と訴える。
また、現場近くで生花店を営む70代の女性は「拙速ではなくて、慎重に復旧工事をやってほしい」と話している。
観光への影響も懸念されている。現場は福岡の玄関口のJR博多駅前。駅構内にある福岡市観光案内所には、事故発生後、電話による問い合わせが、通常の2倍にあたる1日30件超寄せられている。
事故要因が地下鉄の延伸工事によるものだったことから「JRや地下鉄は運行しているか」という交通についての問い合わせが多いほか、ホテルや飲食店の営業状況や安全性についての質問も目立つという。
問い合わせの大半は県外や中国や韓国といった海外からの観光客で、担当者は「想定以上の混乱は起きていないが、子供連れなど不安を感じる観光客は多いはず。引き続き正確な案内を続けたい」と話している。