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恐怖の報酬

2014年09月17日 09:48
ニトロ運搬と金と命=恐怖の報酬の1000ドルは資本主義社会の基礎ですよー(搾取)と云う映画。

最近FXやり始めて思い出した映画の一つだが、元ナチが運搬の道を塞ぐ岩をニトロで吹っ飛ばす演出が印象的。見所はニトロを水筒に注ぐビンバ役のペーター・ファン・アイクの表情。何年たっても思い出せる。潜水艦映画特有の緊張感と同質のものを想起させる。関係ないがロンドンのガラもこれと同質のものと言っていい。怖いです。

しかし、この元ナチ、一息ついて髭なんかそり始めた瞬間、運搬車ごとニトロで吹っ飛ばされるのだが、あの時代にFXと映画が出会ったのなら、その瞬間に深夜のヤンキー上げを星条旗とオーバーラップさせるシーンをどっかの監督が撮ってくれたら面白いといつも思う。ちょっと不謹慎だが、歴史的背景もあるんだからこれくらいはいいだろう。最近こういった映画がないし。でもさ、特にナチネタなんかはそうなんだけど、向こうの規制が激しいのか知らんが、背景にナチのメタを扱った良作に出会えないのは残念でならない。ナチタブーの映画界の今だから、余計にこの恐怖の報酬は名作に思える。

面倒くさいこと書いたが、本筋はエンタメとしても一流で今でも充分に見れる。
1953年の映画といっても古くさい印象はない。頭空っぽにしてもグイグイ引き込まれる映画だから是非見て欲しい。

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プロフのタイトル通りの人間です。付け加えると散歩が趣味で、気楽に地元の散策なんてこともしている道楽者です。ブログは始めたばかりですので、なれた頃には地元の名所なんかを紹介していきたいと思います。
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