阪神ジュベナイルフィリーズ 回顧 2014
2014年12月16日 06:40
阪神ジュベナイルフィリーズ 回顧 2014
ショウナンアデラは想像以上に強かった。
順調にいけば桜花賞馬はショウナンアデラだろう。それほどラスト1Fは強烈な末脚だった。
ともかく、この世代を引き上げてくれる存在となった。
・12.5 - 11.0 - 11.5 - 12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.3
・47.2-47.2 ミドル
・1:34.4
しかしこの馬場で、予想以上にレースは流れた。そしてこのタイムである。掲示板の結果は順当と考えていい。
レース展開は、順当か。スマートプラネットがハナをとり、アカリアイドルが番手、先団多数の窮屈な団子を見せる。
ただスローではなかった。これは以外だったが、思った以上にスマートプラネットの馬場適正が高かったせいか。
ただ、よけいな馬が二頭ついてはいたが、隊列としては二列目まで二馬身ほどリードをとれる。
このレース、最も重要なところはこの点で、序盤の12.5 - 11.0 - 11.5のうち33秒あたりだろうか、この3頭の競り合いのペースアップがレースレベルを引き上げてくれた。
これがなかったならば、各馬のポテンシャルは発揮できなかったと見て良い。
また中団勢については窮屈なところで折り合いに苦労していたが、セオリー通り道中半ばから徐々にリードを詰めることができた。この点もよかったといえる。ただ思ったのは、有力どころが皆器用だ。各馬それなりの不利はあったが、反応はいい。動ける。コーナー回りもいい。
ともかく最後迎えた直線は、阪神競馬場らしい競馬になってくれた。
勝ち馬ショウナンアデラ
ここ数年では最も活躍を期待できる馬とみる。
なんと言ってもあのラスト1Fの末脚は強烈な上に、未だ加速している。
あの直線、一度ブレーキを踏みつつ進路を変えながらの仕掛けである。これだけでも通常の馬なら3着が限界だろう。
それを最後の坂で違う脚を見せたのだから強い。つまり未だ底を見せていないのだから例年の勝ち馬とは全く違うレベルにある。
また出遅れについてはあまり気にとめなかった。想定した中団より多少後ろになったが、馬場適正のほうを気にしていた。これについては鞍上の捌きとスムーズな押し上げを見て安心できた。
ただ直線のそれについては、まだ荒削りな印象を受けたが、それが能力の高さを際だたせてもいる。2F-1Fの加速についてはもう触れなくていいだろう。
ともかく順調にくれば桜花賞、オークスまではこの馬で良い。
レッツゴードンキ
出はよく理想の中団に位置を取ったが、いかんせん窮屈な団子に苦労させられる。ただ鞍上は苦労したかも知れないが、馬自体は不利としていないだろう。
直線を見る限り、出せる脚は出し切ったと思う。
また浜中の鞭入れもよかった。ムーンエクスプレスにかすめられた瞬間だが、あの判断は良い。あれで空いた前から抜け出せた。出せる脚も出しきった。
これで差されたのだから文句は言えない。
ただ、元の鞍上に戻ったらどういう競馬をしたか。
直線入り口の鞍上はやはり進路取りにぶれている。それにも関わらず、馬自体は直線最速の11.4 - 11.5で抜群の反応をみせていた。
これが岩田なら残したかどうかはわからないが。そこは考えても仕方ないところか。
能力についてはショウナンアデラが間違いなく上だが、騎手を加味するとまだ勝ち負けはあると見る。
ココロノアイ
出負けから内々を押し上げたのが痛い。ただその位置が最善なのだから、ロスは最小限に抑えたか。
ただしレッツゴードンキと同列まで並びかけてからの反応は明らかに見劣る。
アルテミスでは差しきっているのだから、馬場適正の差が出た形だが、ラスト1Fの脚を見る限り、能力は先の二頭に劣る。
今後、勝ち負けには加われない。あっても3着か。
人気になるようなら切っても良い。
アルマオンディーナ
このレースで最も評価したかった騎乗が幸か。序盤の先団争いで内外の馬を良く交わして見せ場十分の粘り込みを図る。
特に折り合いに関しては、今日一番だった。
注文をつけたい部分はあるが、まだ一戦馬だ。これ以上はない結果とみる。
たださすがに能力は一枚足りない。
スマートプラネット
これは冒頭述べた通り、鞍上戻りでもう一度だが、馬場が見方についてこの着順とみれば、さすがにもう手を出しづらいか。
次走は様子見か、僅かに押さえる程度でいい。
触れておきたいロカ
出遅れた後の騎乗が最悪か。焦る気持は分るが序盤の11.0で馬群に取り付ける脚は痛い。3,4コーナーではあの大外ぶんまわし。
これでは何もできないだろう。ただそれを加味しても直線の伸び脚はかなりのジリ脚だった。
一流馬ならもう少し伸びて良い。能力は1,2着馬より下と見る。
馬券については当たり、配当は安いが文句は言えないか。とにかく収支が戻ったことに気を良くして飲んでました。
でも、和田はちょっと可愛そうかな。正攻法で負けたならともかく、あの慌てぶりは見ていてつらかった。
個人的には贔屓にしてる騎手で、穴も拾わせて貰ってるから、よけいに思い入れがあって見てた。
コメントは拾ってないが、今回の結果は気にしないで、次走立て直してほしい。
全く関係ないですが、カペラの予想で馬名のミスをしていました。言い訳は睡眠不足とちょっとお酒が入っていたことです。
後で修正しておきます。
ショウナンアデラは想像以上に強かった。
順調にいけば桜花賞馬はショウナンアデラだろう。それほどラスト1Fは強烈な末脚だった。
ともかく、この世代を引き上げてくれる存在となった。
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・12.5 - 11.0 - 11.5 - 12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.3
・47.2-47.2 ミドル
・1:34.4
しかしこの馬場で、予想以上にレースは流れた。そしてこのタイムである。掲示板の結果は順当と考えていい。
レース展開は、順当か。スマートプラネットがハナをとり、アカリアイドルが番手、先団多数の窮屈な団子を見せる。
ただスローではなかった。これは以外だったが、思った以上にスマートプラネットの馬場適正が高かったせいか。
ただ、よけいな馬が二頭ついてはいたが、隊列としては二列目まで二馬身ほどリードをとれる。
このレース、最も重要なところはこの点で、序盤の12.5 - 11.0 - 11.5のうち33秒あたりだろうか、この3頭の競り合いのペースアップがレースレベルを引き上げてくれた。
これがなかったならば、各馬のポテンシャルは発揮できなかったと見て良い。
また中団勢については窮屈なところで折り合いに苦労していたが、セオリー通り道中半ばから徐々にリードを詰めることができた。この点もよかったといえる。ただ思ったのは、有力どころが皆器用だ。各馬それなりの不利はあったが、反応はいい。動ける。コーナー回りもいい。
ともかく最後迎えた直線は、阪神競馬場らしい競馬になってくれた。
勝ち馬ショウナンアデラ
ここ数年では最も活躍を期待できる馬とみる。
なんと言ってもあのラスト1Fの末脚は強烈な上に、未だ加速している。
あの直線、一度ブレーキを踏みつつ進路を変えながらの仕掛けである。これだけでも通常の馬なら3着が限界だろう。
それを最後の坂で違う脚を見せたのだから強い。つまり未だ底を見せていないのだから例年の勝ち馬とは全く違うレベルにある。
また出遅れについてはあまり気にとめなかった。想定した中団より多少後ろになったが、馬場適正のほうを気にしていた。これについては鞍上の捌きとスムーズな押し上げを見て安心できた。
ただ直線のそれについては、まだ荒削りな印象を受けたが、それが能力の高さを際だたせてもいる。2F-1Fの加速についてはもう触れなくていいだろう。
ともかく順調にくれば桜花賞、オークスまではこの馬で良い。
レッツゴードンキ
出はよく理想の中団に位置を取ったが、いかんせん窮屈な団子に苦労させられる。ただ鞍上は苦労したかも知れないが、馬自体は不利としていないだろう。
直線を見る限り、出せる脚は出し切ったと思う。
また浜中の鞭入れもよかった。ムーンエクスプレスにかすめられた瞬間だが、あの判断は良い。あれで空いた前から抜け出せた。出せる脚も出しきった。
これで差されたのだから文句は言えない。
ただ、元の鞍上に戻ったらどういう競馬をしたか。
直線入り口の鞍上はやはり進路取りにぶれている。それにも関わらず、馬自体は直線最速の11.4 - 11.5で抜群の反応をみせていた。
これが岩田なら残したかどうかはわからないが。そこは考えても仕方ないところか。
能力についてはショウナンアデラが間違いなく上だが、騎手を加味するとまだ勝ち負けはあると見る。
ココロノアイ
出負けから内々を押し上げたのが痛い。ただその位置が最善なのだから、ロスは最小限に抑えたか。
ただしレッツゴードンキと同列まで並びかけてからの反応は明らかに見劣る。
アルテミスでは差しきっているのだから、馬場適正の差が出た形だが、ラスト1Fの脚を見る限り、能力は先の二頭に劣る。
今後、勝ち負けには加われない。あっても3着か。
人気になるようなら切っても良い。
アルマオンディーナ
このレースで最も評価したかった騎乗が幸か。序盤の先団争いで内外の馬を良く交わして見せ場十分の粘り込みを図る。
特に折り合いに関しては、今日一番だった。
注文をつけたい部分はあるが、まだ一戦馬だ。これ以上はない結果とみる。
たださすがに能力は一枚足りない。
スマートプラネット
これは冒頭述べた通り、鞍上戻りでもう一度だが、馬場が見方についてこの着順とみれば、さすがにもう手を出しづらいか。
次走は様子見か、僅かに押さえる程度でいい。
触れておきたいロカ
出遅れた後の騎乗が最悪か。焦る気持は分るが序盤の11.0で馬群に取り付ける脚は痛い。3,4コーナーではあの大外ぶんまわし。
これでは何もできないだろう。ただそれを加味しても直線の伸び脚はかなりのジリ脚だった。
一流馬ならもう少し伸びて良い。能力は1,2着馬より下と見る。
馬券については当たり、配当は安いが文句は言えないか。とにかく収支が戻ったことに気を良くして飲んでました。
でも、和田はちょっと可愛そうかな。正攻法で負けたならともかく、あの慌てぶりは見ていてつらかった。
個人的には贔屓にしてる騎手で、穴も拾わせて貰ってるから、よけいに思い入れがあって見てた。
コメントは拾ってないが、今回の結果は気にしないで、次走立て直してほしい。
全く関係ないですが、カペラの予想で馬名のミスをしていました。言い訳は睡眠不足とちょっとお酒が入っていたことです。
後で修正しておきます。
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