】『お寺の掲示板 諸法無我』（著者 江田智昭 新潮社）に、こう書かれています。（36頁〜37頁）
「お釈迦様を嫌いな人もいた
『誰にも嫌われたくない』
なんて思わなくていい
（中略）
お釈迦様は『法句経』の中で、以下の言葉を残されています。
ただ誹られるだけの人、またただ褒められるだけの人は、過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、現在にもいない。（中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』岩波文庫）
お釈迦様のおっしゃるとおり、褒められ続けて一生を終えることができる人などこの世にはいません。
必ず誰かに批判をされたり、陰口を叩かれたりするものです。
また、人生の中では周囲の完全な誤解によって理不尽な目に遭うこともしばしば起こります。
ですから、周囲の評価に一喜一憂しても仕方がないといえるでしょう。
同じ『法句経』にはこのような言葉もあります。
一つの岩の塊りが風に揺がないように、賢者は非難と賞賛とに動じない。（同前）」
結局、何が言いたいのかというと
『批評や批判・誹謗を怖れず、己の信ずる道を突き進もう！』
ということです。
『お寺の掲示板 諸法無我』（著者 江田智昭 新潮社）
https://amzn.to/3LQ1bjX
【このカテゴリーの最新記事】
