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もう新素材とは言えない炭素繊維（カーボンファイバー)。
歴史的には炭素繊維は先ずスポーツ用途から使われ初め産業用機器、航空機そして今後は自動車に使われて行くでしょう。

ところで
今年３月、ヨネックスから炭素繊維に更に新素材カーボンナノチューブ（CNT)を使ったテニスラケットが新しく発売されます。

製品名はブイコアプロ
ヨネックスと工業用ゴム大手のニッタが共同開発。

ニッタが開発した炭素繊維強化プラスチック（CFRP)の中間材料「Namd（エヌアムド）プリプレグ」をテニスラケットのシャフト部分に使用した。

Namd（エヌアムド）はカーボン繊維に結合力の高いカーボンナノチューブ（CNT)を均一に付着させることで樹脂との密着度が向上し、柔らかさと硬さを融合させた。
その結果、強いしなりと、復元力を併せ持ち、ボールに強力な力とスピンを与えることが出来る。


ブイコアプロの具体的な性能としては
ボールを打返した際のスピン性能が従来より４％高まり、速さも２．７％上昇。バウンド後のボールが弾む高さも１０ｃｍ高くなり、対戦相手の体制を崩し易くなるとしている。

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尚、バトミントンとゴルフシャフト、軟式テニスラケットには既に使われ販売されている。
◯バトミントン：astrox77

◯ゴルフクラブ：ナノプリーム

◯軟式テニスラケット：ネクシーガ９０デュエル

＜参考サイト＞
・ヨネックス
・ニッタ

尚
この際ヨネックスの、社名、沿革、ロゴマーク等も知っておきましょう。
ヨネックス：Wikipedia

タグ：テニスラケット、ブイコアプロ、ヨネックス、ニッタ、炭素繊維、カーボンナノチューブ、CNT Namd,エヌアムド、スピン、バトミントン、ゴルフクラブ、ナノプリーム、ネクシーガ９０デュエル

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