2020年02月10日
オッサンのブラリ一人旅(法道仙人の足跡を行く 法華山一乗寺)
これは、2019年3月に他サイトで公開したものです。
一昨年の秋、大國寺と文保寺に紅葉見物に訪ねたおり、法道仙人に興味を持ちました。そこで、その、法道仙人縁の寺院を訪ねてみようと、思い立ちました。
先ず、訪ねたのが加西市の法華山一乗寺です。
一乗寺に行く前に、少し道草です。立ち寄ったのが北条鉄道法華口駅です。
北条鉄道は一度、乗ってみたいと思う鉄道です。
法華口駅は1915年開業の無人駅で1日の利用客が39人と言う小さな無人駅です。一乗寺の入り口と言う意味から法華口と言う駅名になったそうです。その事からか駅にはミニチュアの三重塔が建っています。ホームの反対側には桜が有り、春には見事な花が咲きます。
法華口駅から国道372を南下し、三口西交差点から県道209に入り3K程走った所に一乗寺が有ります。
駐車場に車を停めまず目に入ったのが、粟嶋堂です。堂内には歓喜天、十一面観世音菩薩、不動明王、粟嶋天尊、毘沙門天、吉祥天、弁財天と七つの神様が祀られています。
駐車場から少し歩くと一乗寺に到着です。
入山料を払って参道を進みます。
目の前には。急で長い石段が有ります。
石段の途中に在るのが常行堂です。このお堂は聖武天皇の勅願により建立されたものと言う事です。今までに2度焼失し、現在のお堂は1868年に再建されたものです。
常行堂は、天台宗で常行三昧の行をするために建てられたものだそうです。
更に石段を登っていくと、三重塔に到着です。
一乗寺の三重塔は、1171年の建立で、建立年代の明らかな塔としては、数少ないものです。国宝にも指定されています。
三重塔とその向かいにある五輪堂です。
いよいよ、最後の石段です。
石段を登りきったところにあるのが、鐘楼です。県指定の文化財で、1629年本堂再建の折に建立されたものです。
本堂の向にも石段があり、行ってみると護法堂が有ります。毘沙門天を祀り、鎌倉時代の建立です。
少し離れた場所にも、弁天堂と妙見堂があり共に室町時代のものです。その隣には、行者堂が在りこの建物は1999年解体修理された物です。
この後本堂に入ります。
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