2012年05月17日
中古住宅の価値
イギリスやアメリカではきちんと手入れされた中古住宅のほうが、
新築住宅より価値が高く評価されることがあります。
ところが、日本では木造住宅の償却年数が22年であることや、
新築を好む人が多いため、20年近く経過した建物は古家付きという表現をされています。
そして、実際には十分住める家であっても、土地のみの価値で取引され、
残念ながらその建物は壊されてしまう場合が多くみられます。
このように中古住宅の価値はきちんと評価されていないのが現状です。
しかし、日本でもきちんと手入れをして長く使われている家はたくさんあります。
法隆寺の例を見るまでもなく、京都の町屋など100年を超えてもまだ使われている家はたくさんあり、
日本の木造建築の耐久性は決して低いものではありません。
200年住宅(超長期住宅)という考えのもと、
十分使えるものを壊して新しい住宅を建てるのではなく
資産としてその価値を生かして活用していくことが大切です。
そうすれば、建築資材の消費量や建築廃材の排出量を減らすことができ、
CO2の削減・地球温暖化防止にも役立つことにもつながります。
清水寺の舞台
新築住宅より価値が高く評価されることがあります。
ところが、日本では木造住宅の償却年数が22年であることや、
新築を好む人が多いため、20年近く経過した建物は古家付きという表現をされています。
そして、実際には十分住める家であっても、土地のみの価値で取引され、
残念ながらその建物は壊されてしまう場合が多くみられます。
このように中古住宅の価値はきちんと評価されていないのが現状です。
しかし、日本でもきちんと手入れをして長く使われている家はたくさんあります。
法隆寺の例を見るまでもなく、京都の町屋など100年を超えてもまだ使われている家はたくさんあり、
日本の木造建築の耐久性は決して低いものではありません。
200年住宅(超長期住宅)という考えのもと、
十分使えるものを壊して新しい住宅を建てるのではなく
資産としてその価値を生かして活用していくことが大切です。
そうすれば、建築資材の消費量や建築廃材の排出量を減らすことができ、
CO2の削減・地球温暖化防止にも役立つことにもつながります。
清水寺の舞台