2018年12月18日
吉田麻也のパスカットが決勝弾を呼び込む! サウサンプトンがアーセナルに劇的勝利で降格圏を脱出!!
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12月16日(現地時間)、プレミアリーグ第17節が行なわれ、サウサンプトンとアーセナルがセント・メリーズ・スタジアムで対戦した。
12戦未勝利で降格圏の19位に低迷するサウサンプトンが本拠地に公式戦22戦無敗のアーセナルを迎えた一戦、サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、プレミアリーグでは1試合ぶりにスタメンに名を連ね、3-4-2-1システムの3バックの真ん中に入った。
好対照な両チームの対戦ということもあり、戦前は絶好調のアーセナルが主導権を握るかと思われたが、試合は、その予想に反して一進一退の攻防戦が繰り広げられる。
ポゼッション率で劣ったサウサンプトンは、今月5日にラルフ・ハーゼンヒュットル新監督を招聘してから2試合目ということもあり、ぎこちないプレーも目立ったが、鋭い速攻からシュートシーンまで持ち込むと、20分に均衡を破る。
左サイドでボールを持ったターゲットが絶妙なクロスを供給。これをボックス内に走り込んだイングスがヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
先制して勢いに乗るかと思われたサウサンプトンだったが、アーセナルも容易くはない。早々に試合を振り出しに戻す。28分、左サイドを深くえぐったモンレアルがマイナスへクロス。これをフリーのムヒタリアンがヘディングで押し込んで同点とした。
タイスコアとなった試合は、「攻める」アーセナルと「守る」サウサンプトンという構図で進行。そのなかで次点を奪ったのは、守勢に回る時間が多かった後者だった。44分、レドモンドのクロスをまたもイングスがヘディングで決めたのである。
2-1で迎えた後半は、追い上げるアーセナルが攻勢を強める。46分には、相手の最終ラインを完全に崩し、ボックス内でフリーとなったオーバメヤンがビッグチャンスを迎えたが、シュートは惜しくも相手GKマッカーシーに阻まれた。
怒涛のプレッシングでホームチームを押し込んだアーセナルは運も味方につけて試合を振り出しに戻す。53分、バイタルエリアでボールを持ったムヒタリアンのシュートが相手CBヴェステルゴーの足に当たってゴールに入ったのだ。同点とされたサウサンプトンは、前線の運動量が低下したこともあって、起点ができずに一方的に押し込まれる時間が続く。63分には、負傷したレドモンドに代わって、アイルランド代表FWのロングを投入してテコ入れを図った。
試行錯誤を繰り返したホームチームは76分に一大決定機を迎える。左からのCKに飛び込んだ吉田が強烈なヘディングシュートを見舞うも相手GKレノに弾かれ、さらにこぼれ球をロングが押し込んだが、オフサイド判定となって取り消されてしまった。
残り時間が刻一刻と迫るなか、勝ち越しの一撃を見舞ったのは、劣勢に立たされる時間帯が多かったサウサンプトンだ。
自陣で相手のパスをインターセプトした吉田からホイビェアへ繋ぎ、そこから前線へスルーパス。これに反応して右サイドを抜け出したロングからのクロスボールを最後は途中出場のオースティンがヘディングで押し込んだ。
土壇場でのゴールでリードを奪ったサウサンプトンは、後がなくなって力業に走ったアーセナルの猛攻を凌ぎきって3-2で勝利した。
13試合ぶりに快哉を叫んだサウサンプトンは17位に浮上して降格圏を脱出。一方、23試合ぶりに黒星を喫した5位アーセナルは4位チェルシーとの差が「3」に広がった。
12月16日(現地時間)、プレミアリーグ第17節が行なわれ、サウサンプトンとアーセナルがセント・メリーズ・スタジアムで対戦した。
12戦未勝利で降格圏の19位に低迷するサウサンプトンが本拠地に公式戦22戦無敗のアーセナルを迎えた一戦、サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、プレミアリーグでは1試合ぶりにスタメンに名を連ね、3-4-2-1システムの3バックの真ん中に入った。
好対照な両チームの対戦ということもあり、戦前は絶好調のアーセナルが主導権を握るかと思われたが、試合は、その予想に反して一進一退の攻防戦が繰り広げられる。
ポゼッション率で劣ったサウサンプトンは、今月5日にラルフ・ハーゼンヒュットル新監督を招聘してから2試合目ということもあり、ぎこちないプレーも目立ったが、鋭い速攻からシュートシーンまで持ち込むと、20分に均衡を破る。
左サイドでボールを持ったターゲットが絶妙なクロスを供給。これをボックス内に走り込んだイングスがヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
先制して勢いに乗るかと思われたサウサンプトンだったが、アーセナルも容易くはない。早々に試合を振り出しに戻す。28分、左サイドを深くえぐったモンレアルがマイナスへクロス。これをフリーのムヒタリアンがヘディングで押し込んで同点とした。
タイスコアとなった試合は、「攻める」アーセナルと「守る」サウサンプトンという構図で進行。そのなかで次点を奪ったのは、守勢に回る時間が多かった後者だった。44分、レドモンドのクロスをまたもイングスがヘディングで決めたのである。
2-1で迎えた後半は、追い上げるアーセナルが攻勢を強める。46分には、相手の最終ラインを完全に崩し、ボックス内でフリーとなったオーバメヤンがビッグチャンスを迎えたが、シュートは惜しくも相手GKマッカーシーに阻まれた。
怒涛のプレッシングでホームチームを押し込んだアーセナルは運も味方につけて試合を振り出しに戻す。53分、バイタルエリアでボールを持ったムヒタリアンのシュートが相手CBヴェステルゴーの足に当たってゴールに入ったのだ。同点とされたサウサンプトンは、前線の運動量が低下したこともあって、起点ができずに一方的に押し込まれる時間が続く。63分には、負傷したレドモンドに代わって、アイルランド代表FWのロングを投入してテコ入れを図った。
試行錯誤を繰り返したホームチームは76分に一大決定機を迎える。左からのCKに飛び込んだ吉田が強烈なヘディングシュートを見舞うも相手GKレノに弾かれ、さらにこぼれ球をロングが押し込んだが、オフサイド判定となって取り消されてしまった。
残り時間が刻一刻と迫るなか、勝ち越しの一撃を見舞ったのは、劣勢に立たされる時間帯が多かったサウサンプトンだ。
自陣で相手のパスをインターセプトした吉田からホイビェアへ繋ぎ、そこから前線へスルーパス。これに反応して右サイドを抜け出したロングからのクロスボールを最後は途中出場のオースティンがヘディングで押し込んだ。
土壇場でのゴールでリードを奪ったサウサンプトンは、後がなくなって力業に走ったアーセナルの猛攻を凌ぎきって3-2で勝利した。
13試合ぶりに快哉を叫んだサウサンプトンは17位に浮上して降格圏を脱出。一方、23試合ぶりに黒星を喫した5位アーセナルは4位チェルシーとの差が「3」に広がった。
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