すみっちの徒然日記

ふふ。
久々にケーキなど、焼いてみた。

１月いっぱいで、お仕事が終わり、
来月からは、再び専業主婦に戻る私。
なんだか、気持ちに余裕ができてきたらしい！

今回焼いたのは、
シフォンケーキ。
味は、バナナ！

ケーキづくりの、
数少ないレパートリーの中、
バナナシフォンが一番好き！
というか、シフォンケーキが大好きで、
ケーキと言えば、
こればっかり焼いてしまうので、
他へのレパートリーが広がっていかない。

そんなわけだから、
シフォンケーキにだけは、
ちょいと、こウルサイ私。

偉そうに言ってしまうが、
ケーキ屋さんで売っているシフォンケーキは、
私にいわせれば、

シフォンケーキではないっ！

みんな、焼きすぎでパサパサよ。

正しいシフォンケーキと言うのは、
フォークを入れた時に、
そのしっとりさで、

ジュっ・・・

って、音がするのよ！

思い起こせば、遙か昔、
30年以上も前の話になるが、
ダーリンとのうれし恥ずかし初デート。
ちょいと小洒落たレストランで、
初めてシフォンケーキなるものを食べた｡

パスタセットのデザートとして、
うやうやしく登場してきた、
バナナのシフォンケーキ。

も〜、それは衝撃以外の何ものでもなく、

この世に、こんなに柔らかい食べ物があるのかっ！
この世に、こんなに美味しい食べ物があるのかっ！

おかしいだろ、これっ？
夢を見ているのか、これっ？

というくらい感動し、

思わず、
単品で大きいの、お代わりできますかっ！
と、聞いて、
セットメニュー限定でございます。
と、丁寧にお断りされた思い出がある。

もちろん、

ジュっ・・・・

って、音がした。

以来、
物事を追求して極めるということを知らぬ私が、
試行錯誤に試行錯誤を重ね、
たどりついたのが、
今のシフォンケーキの腕前だ！

機会があれば、
皆様にも、
ぜひ、食べていただきたい！

丁寧に紅茶を淹れ、
「あの時の、シフォンケーキの味は忘れられないよね〜」
と、思い出話をしながら、
夫婦２人、
シフォンケーキをいただいた。

これまた、
今、２人でいることの不思議さを
あらためて思った静かな午後でもありました。

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