吹奏楽おすすめ練習アイテム

今日は、パート練習におすすめの振り子式メトロノームを紹介させていただきます。

みなさんは、パート練習の時、どんなメトロノームを使っていますか？
電子式の「Pi」「Pi」と音のなるメトロノームですか？
私の楽団も、以前は電子式のメトロノームにアンプ（スピーカー）をつないで大音量でテンポを鳴らして練習しておりました。
しかし、そのように練習をしていた時に問題がありました。
それは、
「合奏の時に、個人がとるテンポ感が合わない」のです！


合奏の時にテンポが合わない、その理由は、奏者の方に問題がありました。
その問題とは、奏者の方が「指揮を見ていない」のです。
見てはいます。しかし、見ていないのです。どういう事かと言いますと、
「視界に入っているだけで、その指揮を見て、テンポを感じていない」ということです。

それはなぜかと申しますと、もうお分かりかと思いますが、パート練習にありました。
普段のパート練習で、電子式のメトロノームを使用して、「耳」からの聴覚の情報のみでテンポを感じていたので、合奏の時に、「目」で見てテンポを感じる「クセ」がなかったからです。

そこで、パート練習の中で、「目」で見てテンポを感じられるように、振り子式のメトロノームを使っていただくことにしました。


さて、振り子式メトロノーム購入にあたり、どこの会社のメトロノームを買おうか検討しました。
楽器メーカーで有名なYAMAHA、時計など精密機器を作っているSEIKOなどが有名ですね。
インターネットで調べている中で、ある会社のメトロノームが目に付きました。
それは、「日工精機(Nikko)」という会社です。会社のホームページを見ますと、

と記載されています。1953年創業以来、60年間メトロノームを専門に作られているということで、良さそうです。

Nikkoのメトロノームを購入しました。



「振り子式メトロノームなんて、どれも一緒でしょ！」
そう思っていた時代が私にもありました。しかし、違います。Nikkoのメトロノームを使っていた時は何とも思わなかったのですが、知人にYAMAHAの振り子式メトロノームを借りたときに、違いに気づきました。
Nikkoのメトロノームは、メトロノームを使いながら、ネジを巻くことができるのですが、YAMAHAのメトロノームは一度メトロノームを止めないとネジを巻けないのです！！
驚きました。Nikkoのメトロノームは使いながらネジを巻けるので、非常に使い勝手が良いです。

なお、振り子式メトロノームを片付けて保管するときに、注意すべきことが2点あります。

1. 使い終わったら、メトロノームを鳴らし切ってから片付ける
2. 横に倒さずに、垂直に立てて保管する

メトロノームは精密な機器なので、扱いが雑だと、左と右の振れる速さが変わり、すぐに使い物にならなくなります。
上記二点に気を付けることで、長持ちさせることができますよ。

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