2014年08月01日
お金から見えてくるインディペンデント映画の姿
映画を観たい!という気持ちは沢山の人にあっても
映画を作りたい!という人にはそうそうお目にかかれない。
クリエイティブな才能がどうの…というのはさて置くとしても、もう一つの大きな壁はお金じゃないだろうか。
「作品」という「商品」のむずかしさ。制作だけではすまない興業収入の話。となるとマーケティングも無視できないし。。
いったいそのあたりのお財布事情ってどうなってんの?
というのが「え?そんな事まで??」と衝撃を受けるほど丸裸になったイベント&そのレポートが公開されている。
インディペンデント映画を商業的に成功させるためには─
『タリウム少女の毒殺日記』収支報告からみる現状
〜独立映画鍋・鍋講座レポート いかに制作費を回収し次の作品に繋げるか〜
(web DICE より引用)
インディペンデント・フィルムメーカーと上映活動に携わる多くの人々、それらを取り巻く環境をサポートする団体:「独立映画鍋」の定例イベント「鍋講座」が4月8日、渋谷アップリンク・ファクトリーにて行われた。第16回目となる今回は、「新しい配給宣伝の方法を企む公開作戦会議B〜『タリウム少女の毒殺日記』の興行結果を全解剖!〜」と題し、昨年公開された『タリウム少女の毒殺日記』を題材に、この作品の監督であり「独立映画鍋」の共同代表である土屋豊氏と、今作を配給したアップリンクの浅井隆により、今作の収支報告が行われた。今回は「独立映画鍋」会員の山口 亮氏によるレポートを掲載する。
今回の鍋講座は『タリウム少女の毒殺日記』とは馴染みの深いアップリンク・ファクトリーに会場を移し、いつもの鍋講座とは少し異なる雰囲気の中で行われました。タイトルに「全解剖!」と銘打つだけあって、裏の裏まで包み隠さずオープンにするという大胆な企画。浅井さん、土屋監督の勇気と心意気に感謝します。
今回も参加人数は60人を超える大盛況!報告者二人の息もピッタリで、いつにも増して笑いの溢れる、楽しい会になりました。今回もいつもの鍋講座と同様、前半はプロジェクタを使いながらのプレゼンテーション、後半は参加者からの質疑応答という形で進められました。
冒頭で、浅井さんから参加者に質問をし、挙手を求める場面がありました。
・映画を作っている人…10名前後
・映画の配給宣伝に携わっている人…5〜6名
私の目測ですので、あまり正確ではありませんが、約1/6が映画制作者(監督?)というのは、高い比率と言って良いのでしょうか。
(続きは コチラ)
(公式サイト 独立映画鍋)
(公式サイト タリウム少女の毒殺日記)
長く自主映画に携わった人間しては
「上映するため」の作品を撮る」というのは羨ましいと思うと同時に、
「すっごい大変なんだろうな〜」というのをビシビシ感じていたので、レポートを読んでいて「やっぱり」的な気持ちになりました。
もちろん「映画を観る人が増える」というのが全体の底上げとしては必要なんでしょうけど
「いい作品」があっても「作品」を世に送り出すシステムにお金がかかりすぎるというのも、一つの大きな壁なんだろうな〜といつも思います。
その辺りを問題視することも含めて「独立映画鍋」さんは面白い活動されていますので、
今後も注目していきたいと思っています。^^
映画を作りたい!という人にはそうそうお目にかかれない。
クリエイティブな才能がどうの…というのはさて置くとしても、もう一つの大きな壁はお金じゃないだろうか。
「作品」という「商品」のむずかしさ。制作だけではすまない興業収入の話。となるとマーケティングも無視できないし。。
いったいそのあたりのお財布事情ってどうなってんの?
というのが「え?そんな事まで??」と衝撃を受けるほど丸裸になったイベント&そのレポートが公開されている。
インディペンデント映画を商業的に成功させるためには─
『タリウム少女の毒殺日記』収支報告からみる現状
〜独立映画鍋・鍋講座レポート いかに制作費を回収し次の作品に繋げるか〜
(web DICE より引用)
インディペンデント・フィルムメーカーと上映活動に携わる多くの人々、それらを取り巻く環境をサポートする団体:「独立映画鍋」の定例イベント「鍋講座」が4月8日、渋谷アップリンク・ファクトリーにて行われた。第16回目となる今回は、「新しい配給宣伝の方法を企む公開作戦会議B〜『タリウム少女の毒殺日記』の興行結果を全解剖!〜」と題し、昨年公開された『タリウム少女の毒殺日記』を題材に、この作品の監督であり「独立映画鍋」の共同代表である土屋豊氏と、今作を配給したアップリンクの浅井隆により、今作の収支報告が行われた。今回は「独立映画鍋」会員の山口 亮氏によるレポートを掲載する。
今回の鍋講座は『タリウム少女の毒殺日記』とは馴染みの深いアップリンク・ファクトリーに会場を移し、いつもの鍋講座とは少し異なる雰囲気の中で行われました。タイトルに「全解剖!」と銘打つだけあって、裏の裏まで包み隠さずオープンにするという大胆な企画。浅井さん、土屋監督の勇気と心意気に感謝します。
今回も参加人数は60人を超える大盛況!報告者二人の息もピッタリで、いつにも増して笑いの溢れる、楽しい会になりました。今回もいつもの鍋講座と同様、前半はプロジェクタを使いながらのプレゼンテーション、後半は参加者からの質疑応答という形で進められました。
冒頭で、浅井さんから参加者に質問をし、挙手を求める場面がありました。
・映画を作っている人…10名前後
・映画の配給宣伝に携わっている人…5〜6名
私の目測ですので、あまり正確ではありませんが、約1/6が映画制作者(監督?)というのは、高い比率と言って良いのでしょうか。
(続きは コチラ)
(公式サイト 独立映画鍋)
(公式サイト タリウム少女の毒殺日記)
長く自主映画に携わった人間しては
「上映するため」の作品を撮る」というのは羨ましいと思うと同時に、
「すっごい大変なんだろうな〜」というのをビシビシ感じていたので、レポートを読んでいて「やっぱり」的な気持ちになりました。
もちろん「映画を観る人が増える」というのが全体の底上げとしては必要なんでしょうけど
「いい作品」があっても「作品」を世に送り出すシステムにお金がかかりすぎるというのも、一つの大きな壁なんだろうな〜といつも思います。
その辺りを問題視することも含めて「独立映画鍋」さんは面白い活動されていますので、
今後も注目していきたいと思っています。^^
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