問い合わせの電話で、「うちの子、勉強はやっているけど、なかなか成績が上がらないんです…」と言う保護者さんがいらっしゃいます。
悲しいでしょうけど、ちょっと考えてみてください。「勉強しているのに成績が上がらない」ということは「成績が上がらない勉強をし続けている」ということではありませんか?
<成績が上がらない勉強>
・言葉とルールを知らないまま、なんとなく問題を解き、赤ペンで答えを書き写すだけ。
・学校や塾の宿題を終わらせることだけが目標になっている。
・保護者から「〇時間は頑張りなさい」と言われて、勉強部屋で時間をつぶす。
もし、本気で成績を上げたいなら、「やること」を変えてみませんか?
<成績が上がる勉強>
・既知と未知をはっきりさせて、「知らない言葉やルール」を覚える。
・問題を解いている途中で、どうしていいかわからなくなったら、そこで解くのをやめて、印を付けて、次回の授業で先生に質問する。
・勉強部屋が「勉強のふりをする部屋」になっているようなら、時間を設定せずリビングで勉強させる。
<既知か未知か?>
勉強しているときに、いちばん大切なことがこれ(既知と未知)です!
2✕3=6 これは「小2の九九」で覚えますが、2i✕3i=ー6 これはわかりますか?
「i」って何ですか?⇒虚数単位です。
「虚数単位」って何ですか?⇒「ー1の平方根」の正のほうです。
「平方根」って何ですか?⇒「2乗にする前の数」です。
「iの2乗=ー1」がわかれば、
2i✕3i=2✕i✕3✕i=2✕3✕i✕i=6✕(ー1)=ー6
を理解することができるとともに、友達に教えられるようになります♪
知らないこと(未知)に出会ったときにどうするか…。
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