2017年06月30日
アモイに到着!
こんにちは。
Ibukiです。皆さんお元気ですか??
今日のバンクーバーもキリリっとしたお天気で気持ちがいいです
道端には、色とりどりのお花も沢山咲いて、癒されます。
日本は梅雨真っ盛りですよね。。
あと少しの辛抱。頑張って下さい!
さてさて昨日は、長男の中学の卒業式でした
たしか先日も書きましたが、
息子は去年の3月に小学校を出たばかりなのに
こちらでは、もう中学を卒業することとなったので、何だかとっても不思議な気分です。
(この辺の学校は、1-5年生が小学生、6-8年生が中学生、9-12年生が高校生なんだす)
この中学の一年間は(正確にいって、9か月か。。)
彼にとってまさにチャレンジの年だったんだろうな。
卒業式では、体育館で一年間の行事を映したスライドが上映されたんだけど
スライドの中のみんなは、笑顔一杯!で、まさに、青春!という感じで楽しそう。
何だかそれを見て、アタシは胸が痛くなり、涙がちょちょぎれてしまいました
だって、息子はきっと、この子達が感じたほど楽しい一年!
ではなかったはずだから。
きっと、辛い日も多く、言いたいことも上手く言えず、もどかしい日も多かったんだろうな。
カナダに来てから、何度も
‘俺の青春を返せ!!‘
って言われたことか。。
その言葉の意味が何となくその時わかってしまったのです。
す、すまぬ。
と、何だかしんみりとした気持ちになり、卒業式は終了。
息子を目で探すと。。。。
いたいた。
あれ?
彼は、5-6人の友人たちと、肩を組んで写真を撮ったり、ふざけあったり。
何やらちょこちょこ会話をしながら、大笑いをしておりました。
なんやねん!
楽しそうじゃん。
1人でおセンチになった私って一体。(笑)
でも、そんな彼の表情を見て、9月からのハイスクールはもっと楽しくなるんだろうな、って
少し安心してしまいました。
ほっ。。
子供ってたくましい。
もうあんまり心配するのはやめとこ。
さてさて。
先日の続きにいきましょうか!
そう、例のアモイ航空です。
2016年8月4日。成田を遂に出発して、私と子ども三人は飛行機に乗ったのでした。
アモイまで大体4時間半。(結構遠い)
私たちは、4人続きの席がなかったので、私が1人離れ、子供たち3人は並んで
座っていました。
結構うきうきして楽しそう。
音楽を聞いたり、あーだこーだ話している様子。
それを見てしばし和むわたし。
子供って少し離れた距離で見ている時が一番かわいい。。
何でだろ。
さて、激安のアモイ航空ですが
飛行中は、特に問題もなく(あったら困るか(笑))
キャビンアテンダントの皆さんは、モデルさんのように
とっても綺麗でした。
ただ、日本の航空会社のように
優しい気配りに満ちあふれている、という感じではなく
笑顔ではあるけど
とりあえず業務を淡々と行っている、という様な印象を受けました。
機内食も特にまずくもおいしくもなく、
いいんじゃないですかっ?
って感じです。
さてさて、飛行機はあっさりとアモイ市に到着。
私にとって(勿論子供たちにも)初中国です。
どんなところだろう。
まあ空港内だから、あんまり中国って感じはしないだろうけど、ドキドキでした
手荷物をそれぞれ精一杯持ちながら、まさに
サル四人、キョロキョロと飛行機から降りてきました。
あれっ??なんだなんだ、エライがらーんとしていて
人が少ない。一緒に飛行機の乗っていた人たちはどこへ消えたのか??
という感じ。
ま、まずは手荷物を受取に行かなくちゃ。。
でも何だか表示は漢字ばかりで、英語表示も少なくさっぱりわからない。
飛行機を下りて、30分くらいだろうか。
まさに
おたおた、うろうろ。
今ではサルではなく、初めて地球に降り立った宇宙人たち、に変身してしまいました。
ようやく、ニコニコと立っている空港の人を見つけ、英語で話しかけてみると
いやはや見事に、まるで人間翻訳機のように、なぜか中国語で全ての返事が返ってくるのです。
いや、気のせいかと思って、続けて話してみると
やっぱり中国語で返事をするのです。。(笑)
おーい!お茶。。
だって、エレベーターは何処?って聞いても
全くわからない様子でさ。
もうこちらは笑うしかなかったのです。(お互いに意味もなく笑って立っている)
ようやく知恵を絞って下の階に下りたら、入国カードを記入しなくちゃいけないらしく
(ここも殆ど人がおらず、がらーんとしている)
‘入国の目的‘って欄に思わず
イラッ!として
でっかく、
Transfer!!って
書きましたよ。
頼むよ。あたしはバンクーバーに経由してるだけなんだから
中国に入国するつもりはないんだからさ。
その後は大変で。
てんやわんやで4人で荷物をグルグル回ってくるたびに受け取り、カートに乗せ、
入国の際には、ややこしいボディーチェックを受け、荷物をいちいちチェックされて
その度に、12個の荷物を手荷物エックス線に通され、それを二つのカートに乗せて
よーーーやく中国に入国。。ぜえぜえ。。
でも休んでいる場合ではない。
さあさあ、早くバンクーバー行きの飛行機に乗らなくちゃ!!と
行きつく暇もなく、出国ゲートへ。
さて、ここからが又長かった
出国ゲートに入った途端、たった数十分前に行われた
全てのチェック。。が、又念入りに行われたのでした。
もはや、わらわらあたふたと動くしかない私たち。
荷物をエックス線の機械に置いて、終わったらそれをカートに乗せて。
(12個ね←しつこい)
カバンを開けて質問されたら、お答えして。みたいな。
‘それは、お米ですよ、‘みたいな。
みりゃわかるやろ。
そして、ようやくチェックインカウンターへ。
すると、私と子どもたちのパスポートを見て、アモイ航空のお姉さんたちの
顔が曇ってくる
あれ
まさか。
成田で言われた言葉。
お子さんたちのカナダのビザがないから
出国できずに、成田に強制送還されるかもしれませんって
いう恐ろしいセリフが
私のぼさぼさの頭をよぎったのでした
そしてやっぱり聞かれる。
子供たちのビザは何でないのかっ?って。
ああ。やっぱりきたか。。
私はあれこれ英語で説明するんだけど
何だよ、英語が殆ど通じません。
せめてこういう人たちはちゃんと英語が話せないと
だめでしょう。アモイさんよう。(チンピラ風に)
。。。
結局何分ここで次のコマに進めずにいただろうか。
私たちの後ろに並んでいた他のお客さんたちは
相当の災難だ。
思わず気になって後ろを振り向くと、皆さんあきらかに
同情したような、困った顔をして
この、荷物を山のようにカートに積んだ東洋人のおばさんと三人の子供達を見ている。。
一体全体何処に出稼ぎにいくんだよって感じでした。
すまんね。このわからんちんのアモイ航空の人たちに
早く通してくれるように言っておくれ。
このチェックインカウンターでの時間。。はとても長く、苦痛で、なおかつ
不安そのものだったわ。
なんせ3人くらいの女性が、私のパスポートを持って
ずーっと何やら難しい顔で中国語で話し込んだり、どこかに電話をかけたり、嫌ーな雰囲気だ
な、何らかの理由で
私は中国で拘留されるのでは!なんて事も思っちゃいました。。
そうしたら子供たちはどうなるの。。
はあ。カナダにはもはや行けずじまいか。。
さようなら、オットよ。。子供たちよ。。
そして一時間くらい経ったかな。。
何て言われてオッケーが出たのか、もはや恐怖で忘れちゃいましたが
ようやく飛行機に乗れる手続きが完了したのでした。
ああ。。
遂にバンクーバーへ出発。
アモイめ。手こずらせてくれたな。。いつか絶対ぎゃふんと言わせたる。
てな事で、この続きは又次回に。。
もうすぐ週末に突入ですね!
あと一歩。がんばりましょう
それでは。
今日も一日素敵な一日をお過ごしください。
Ibuki
、
Ibukiです。皆さんお元気ですか??
今日のバンクーバーもキリリっとしたお天気で気持ちがいいです
道端には、色とりどりのお花も沢山咲いて、癒されます。
日本は梅雨真っ盛りですよね。。
あと少しの辛抱。頑張って下さい!
さてさて昨日は、長男の中学の卒業式でした
たしか先日も書きましたが、
息子は去年の3月に小学校を出たばかりなのに
こちらでは、もう中学を卒業することとなったので、何だかとっても不思議な気分です。
(この辺の学校は、1-5年生が小学生、6-8年生が中学生、9-12年生が高校生なんだす)
この中学の一年間は(正確にいって、9か月か。。)
彼にとってまさにチャレンジの年だったんだろうな。
卒業式では、体育館で一年間の行事を映したスライドが上映されたんだけど
スライドの中のみんなは、笑顔一杯!で、まさに、青春!という感じで楽しそう。
何だかそれを見て、アタシは胸が痛くなり、涙がちょちょぎれてしまいました
だって、息子はきっと、この子達が感じたほど楽しい一年!
ではなかったはずだから。
きっと、辛い日も多く、言いたいことも上手く言えず、もどかしい日も多かったんだろうな。
カナダに来てから、何度も
‘俺の青春を返せ!!‘
って言われたことか。。
その言葉の意味が何となくその時わかってしまったのです。
す、すまぬ。
と、何だかしんみりとした気持ちになり、卒業式は終了。
息子を目で探すと。。。。
いたいた。
あれ?
彼は、5-6人の友人たちと、肩を組んで写真を撮ったり、ふざけあったり。
何やらちょこちょこ会話をしながら、大笑いをしておりました。
なんやねん!
楽しそうじゃん。
1人でおセンチになった私って一体。(笑)
でも、そんな彼の表情を見て、9月からのハイスクールはもっと楽しくなるんだろうな、って
少し安心してしまいました。
ほっ。。
子供ってたくましい。
もうあんまり心配するのはやめとこ。
さてさて。
先日の続きにいきましょうか!
そう、例のアモイ航空です。
2016年8月4日。成田を遂に出発して、私と子ども三人は飛行機に乗ったのでした。
アモイまで大体4時間半。(結構遠い)
私たちは、4人続きの席がなかったので、私が1人離れ、子供たち3人は並んで
座っていました。
結構うきうきして楽しそう。
音楽を聞いたり、あーだこーだ話している様子。
それを見てしばし和むわたし。
子供って少し離れた距離で見ている時が一番かわいい。。
何でだろ。
さて、激安のアモイ航空ですが
飛行中は、特に問題もなく(あったら困るか(笑))
キャビンアテンダントの皆さんは、モデルさんのように
とっても綺麗でした。
ただ、日本の航空会社のように
優しい気配りに満ちあふれている、という感じではなく
笑顔ではあるけど
とりあえず業務を淡々と行っている、という様な印象を受けました。
機内食も特にまずくもおいしくもなく、
いいんじゃないですかっ?
って感じです。
さてさて、飛行機はあっさりとアモイ市に到着。
私にとって(勿論子供たちにも)初中国です。
どんなところだろう。
まあ空港内だから、あんまり中国って感じはしないだろうけど、ドキドキでした
手荷物をそれぞれ精一杯持ちながら、まさに
サル四人、キョロキョロと飛行機から降りてきました。
あれっ??なんだなんだ、エライがらーんとしていて
人が少ない。一緒に飛行機の乗っていた人たちはどこへ消えたのか??
という感じ。
ま、まずは手荷物を受取に行かなくちゃ。。
でも何だか表示は漢字ばかりで、英語表示も少なくさっぱりわからない。
飛行機を下りて、30分くらいだろうか。
まさに
おたおた、うろうろ。
今ではサルではなく、初めて地球に降り立った宇宙人たち、に変身してしまいました。
ようやく、ニコニコと立っている空港の人を見つけ、英語で話しかけてみると
いやはや見事に、まるで人間翻訳機のように、なぜか中国語で全ての返事が返ってくるのです。
いや、気のせいかと思って、続けて話してみると
やっぱり中国語で返事をするのです。。(笑)
おーい!お茶。。
だって、エレベーターは何処?って聞いても
全くわからない様子でさ。
もうこちらは笑うしかなかったのです。(お互いに意味もなく笑って立っている)
ようやく知恵を絞って下の階に下りたら、入国カードを記入しなくちゃいけないらしく
(ここも殆ど人がおらず、がらーんとしている)
‘入国の目的‘って欄に思わず
イラッ!として
でっかく、
Transfer!!って
書きましたよ。
頼むよ。あたしはバンクーバーに経由してるだけなんだから
中国に入国するつもりはないんだからさ。
その後は大変で。
てんやわんやで4人で荷物をグルグル回ってくるたびに受け取り、カートに乗せ、
入国の際には、ややこしいボディーチェックを受け、荷物をいちいちチェックされて
その度に、12個の荷物を手荷物エックス線に通され、それを二つのカートに乗せて
よーーーやく中国に入国。。ぜえぜえ。。
でも休んでいる場合ではない。
さあさあ、早くバンクーバー行きの飛行機に乗らなくちゃ!!と
行きつく暇もなく、出国ゲートへ。
さて、ここからが又長かった
出国ゲートに入った途端、たった数十分前に行われた
全てのチェック。。が、又念入りに行われたのでした。
もはや、わらわらあたふたと動くしかない私たち。
荷物をエックス線の機械に置いて、終わったらそれをカートに乗せて。
(12個ね←しつこい)
カバンを開けて質問されたら、お答えして。みたいな。
‘それは、お米ですよ、‘みたいな。
みりゃわかるやろ。
そして、ようやくチェックインカウンターへ。
すると、私と子どもたちのパスポートを見て、アモイ航空のお姉さんたちの
顔が曇ってくる
あれ
まさか。
成田で言われた言葉。
お子さんたちのカナダのビザがないから
出国できずに、成田に強制送還されるかもしれませんって
いう恐ろしいセリフが
私のぼさぼさの頭をよぎったのでした
そしてやっぱり聞かれる。
子供たちのビザは何でないのかっ?って。
ああ。やっぱりきたか。。
私はあれこれ英語で説明するんだけど
何だよ、英語が殆ど通じません。
せめてこういう人たちはちゃんと英語が話せないと
だめでしょう。アモイさんよう。(チンピラ風に)
。。。
結局何分ここで次のコマに進めずにいただろうか。
私たちの後ろに並んでいた他のお客さんたちは
相当の災難だ。
思わず気になって後ろを振り向くと、皆さんあきらかに
同情したような、困った顔をして
この、荷物を山のようにカートに積んだ東洋人のおばさんと三人の子供達を見ている。。
一体全体何処に出稼ぎにいくんだよって感じでした。
すまんね。このわからんちんのアモイ航空の人たちに
早く通してくれるように言っておくれ。
このチェックインカウンターでの時間。。はとても長く、苦痛で、なおかつ
不安そのものだったわ。
なんせ3人くらいの女性が、私のパスポートを持って
ずーっと何やら難しい顔で中国語で話し込んだり、どこかに電話をかけたり、嫌ーな雰囲気だ
な、何らかの理由で
私は中国で拘留されるのでは!なんて事も思っちゃいました。。
そうしたら子供たちはどうなるの。。
はあ。カナダにはもはや行けずじまいか。。
さようなら、オットよ。。子供たちよ。。
そして一時間くらい経ったかな。。
何て言われてオッケーが出たのか、もはや恐怖で忘れちゃいましたが
ようやく飛行機に乗れる手続きが完了したのでした。
ああ。。
遂にバンクーバーへ出発。
アモイめ。手こずらせてくれたな。。いつか絶対ぎゃふんと言わせたる。
てな事で、この続きは又次回に。。
もうすぐ週末に突入ですね!
あと一歩。がんばりましょう
それでは。
今日も一日素敵な一日をお過ごしください。
Ibuki
、
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