2020年12月19日
漆器の素地、知っておきたい4種類
皆さんに知っておいてもらいたい漆器の素地は主に4つあります。
1.天然木
2.合板
3.木粉加工品(天然木加工品)
4.合成樹脂
この中で本格的な良い漆器に使える素地は、天然木と合板です。
天然木とは、木材をそのまま削ってお椀や箸などの形にした素地です。
合板は、木を接着剤で貼り合わせたもので、お盆などの薄い板状のものに使われます。
3の木粉加工品とは、木の粉末を合成樹脂と混ぜて成形したものです。
この木粉加工品は、昭和60年(1985年)の表示改正までは天然木加工品と言われていたそうです。
私は木粉加工品のお椀は使ったことがないのですが、カラーボックスの背面の板に使われるMDFという物に近いのかなと思っています。
以前、MDFの小さい板に漆を塗ったことがありますが、素地に水分が染み込んだとき、そこだけぶよぶよに膨れて形が崩れてしまいました。
なので木粉加工品の漆器はあまり良くないのではないかなと思います。
合成樹脂は、いわゆるプラスチックの安いやつです。
木とは全く違う質感で、現在売られている漆器の多くはこの合成樹脂です。
私が合成樹脂の合成漆器を買うなら、年に何回も使わない豪華な文様が入った重箱を選びます。
合成樹脂は漆と違い、乾燥や紫外線に強いのと、値段が安いので、普段使わない物、豪華な文様が入った物には良いのではないでしょうか?
紛らわしい3番目の木粉加工品(天然木加工品)には注意しましょう!
1.天然木
2.合板
3.木粉加工品(天然木加工品)
4.合成樹脂
この中で本格的な良い漆器に使える素地は、天然木と合板です。
天然木とは、木材をそのまま削ってお椀や箸などの形にした素地です。
合板は、木を接着剤で貼り合わせたもので、お盆などの薄い板状のものに使われます。
3の木粉加工品とは、木の粉末を合成樹脂と混ぜて成形したものです。
この木粉加工品は、昭和60年(1985年)の表示改正までは天然木加工品と言われていたそうです。
私は木粉加工品のお椀は使ったことがないのですが、カラーボックスの背面の板に使われるMDFという物に近いのかなと思っています。
以前、MDFの小さい板に漆を塗ったことがありますが、素地に水分が染み込んだとき、そこだけぶよぶよに膨れて形が崩れてしまいました。
なので木粉加工品の漆器はあまり良くないのではないかなと思います。
合成樹脂は、いわゆるプラスチックの安いやつです。
木とは全く違う質感で、現在売られている漆器の多くはこの合成樹脂です。
私が合成樹脂の合成漆器を買うなら、年に何回も使わない豪華な文様が入った重箱を選びます。
合成樹脂は漆と違い、乾燥や紫外線に強いのと、値段が安いので、普段使わない物、豪華な文様が入った物には良いのではないでしょうか?
紛らわしい3番目の木粉加工品(天然木加工品)には注意しましょう!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10418936
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック