2020年12月16日
漆の硬化速度の調整方法
漆は、温度が20~30℃くらいで湿度は60~80%くらいの環境が良く硬化します。
なので、冬になると温度も低いし湿度も低いので、漆が硬化しにくいです。
夏は湿度も温度も高いので漆が早く硬化します。
漆風呂(漆室)の中に濡らしたタオルを入れたり、専用のヒーターを入れたりして調整します。
私は専用のヒーターは高いので持っていません。
漆風呂が大きい場合、ペットの水槽用のサーモスタットでも良いかも知れません。
漆は、早く硬化すると、すこし黒っぽくなります。
なので、黒い漆を塗る場合、早く硬化しても良いですが、赤い漆やあめ色の漆などの明るい色の漆を塗る場合は、時間をかけて硬化させたりします。
また、早く硬化しすぎると、艶消しの漆なのに艶がある状態で硬化したり、厚塗りになった所がシワになったりします。
下地や生漆は大体1日で硬化させます。
下塗り、中塗り、上塗りに使う黒目漆(くろめうるし)は大体2~3日かけて硬化させます。
刷毛目を落ち着かせて凹凸のない仕上がりを求める場合、もっとゆっくり硬化させます。
漆の硬化速度を調整するには漆風呂の調整と、漆そのものの調整もします。
漆の硬化が遅いなと思ったら、早く硬化する漆を混ぜて調整したりします。
漆の硬化速度の調整には色々な要素がありますが、濡らしたタオルでの加湿が基本になるかなと思います。
なので、冬になると温度も低いし湿度も低いので、漆が硬化しにくいです。
夏は湿度も温度も高いので漆が早く硬化します。
漆風呂(漆室)の中に濡らしたタオルを入れたり、専用のヒーターを入れたりして調整します。
私は専用のヒーターは高いので持っていません。
漆風呂が大きい場合、ペットの水槽用のサーモスタットでも良いかも知れません。
漆は、早く硬化すると、すこし黒っぽくなります。
なので、黒い漆を塗る場合、早く硬化しても良いですが、赤い漆やあめ色の漆などの明るい色の漆を塗る場合は、時間をかけて硬化させたりします。
また、早く硬化しすぎると、艶消しの漆なのに艶がある状態で硬化したり、厚塗りになった所がシワになったりします。
下地や生漆は大体1日で硬化させます。
下塗り、中塗り、上塗りに使う黒目漆(くろめうるし)は大体2~3日かけて硬化させます。
刷毛目を落ち着かせて凹凸のない仕上がりを求める場合、もっとゆっくり硬化させます。
漆の硬化速度を調整するには漆風呂の調整と、漆そのものの調整もします。
漆の硬化が遅いなと思ったら、早く硬化する漆を混ぜて調整したりします。
漆の硬化速度の調整には色々な要素がありますが、濡らしたタオルでの加湿が基本になるかなと思います。
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