2015年01月04日
久々に会える最愛の娘
昨日、父からメールがきた。
「明日、ちびちゃんたちが遊びにきてくれるって!」
父は、お酒さえ飲まなければ子供たちが一番大切という人で、中でも一番下の妹を一番可愛がっていた。
…というより、家族全員が、年の離れた一番下の妹を一番可愛がっていた。
仕事のストレスでお酒に逃げ、仕事に行かずに日中うろつきだした父を妹は見放し、いつも「さっさと離婚したらいいのな!」「結婚してる意味ないやん!」と言っていた。
離婚して出て行って浮浪者になった父を、福祉につなぐまでフォローしてくれた妹は、その後、父の所には寄り付かなかった。
私同様、世界で一番妹を好きだった父は、私が会いにいくといつもいつも「妹はどうしてるか、元気か」と聞く。
様子を教えてあげたいけれど、
私だって妹の様子は知らない。
「しゃべってくれんくなったけね」
「あれだけ仲良しやったのに信じられんねぇ」
父に言いたいこともたくさんあるけど私は何も言えない。
どうせたすけてはくれない。
二世帯(正確には三世代)で暮らしていたとき、父は、姪っ子も本当に可愛がっていた。
姪っ子も、おじいちゃんを大好きだった。
父がいなくなってからも、
姪っ子たちはひとことも
父のことは聞かない。
なんとなく分かっているのかもしれない。
年に二度程度、父の家に連れていってもらえる姪っ子。
クリスマスプレゼントも用意して
「もしかしたらプレゼント取りにきてくれるかも」と待っていた。
それはきっと、まだ家にある。
今日いまごろ、父は喜びで爆発しているだろう。
********************************************
誰か読んでくれていたら嬉しいです。
よかったら押してください。
********************************************
「明日、ちびちゃんたちが遊びにきてくれるって!」
父は、お酒さえ飲まなければ子供たちが一番大切という人で、中でも一番下の妹を一番可愛がっていた。
…というより、家族全員が、年の離れた一番下の妹を一番可愛がっていた。
仕事のストレスでお酒に逃げ、仕事に行かずに日中うろつきだした父を妹は見放し、いつも「さっさと離婚したらいいのな!」「結婚してる意味ないやん!」と言っていた。
離婚して出て行って浮浪者になった父を、福祉につなぐまでフォローしてくれた妹は、その後、父の所には寄り付かなかった。
私同様、世界で一番妹を好きだった父は、私が会いにいくといつもいつも「妹はどうしてるか、元気か」と聞く。
様子を教えてあげたいけれど、
私だって妹の様子は知らない。
「しゃべってくれんくなったけね」
「あれだけ仲良しやったのに信じられんねぇ」
父に言いたいこともたくさんあるけど私は何も言えない。
どうせたすけてはくれない。
二世帯(正確には三世代)で暮らしていたとき、父は、姪っ子も本当に可愛がっていた。
姪っ子も、おじいちゃんを大好きだった。
父がいなくなってからも、
姪っ子たちはひとことも
父のことは聞かない。
なんとなく分かっているのかもしれない。
年に二度程度、父の家に連れていってもらえる姪っ子。
クリスマスプレゼントも用意して
「もしかしたらプレゼント取りにきてくれるかも」と待っていた。
それはきっと、まだ家にある。
今日いまごろ、父は喜びで爆発しているだろう。
********************************************
誰か読んでくれていたら嬉しいです。
よかったら押してください。
********************************************