アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2015年01月04日

久々に会える最愛の娘

昨日、父からメールがきた。
「明日、ちびちゃんたちが遊びにきてくれるって!」


父は、お酒さえ飲まなければ子供たちが一番大切という人で、中でも一番下の妹を一番可愛がっていた。

…というより、家族全員が、年の離れた一番下の妹を一番可愛がっていた。

仕事のストレスでお酒に逃げ、仕事に行かずに日中うろつきだした父を妹は見放し、いつも「さっさと離婚したらいいのな!」「結婚してる意味ないやん!」と言っていた。

離婚して出て行って浮浪者になった父を、福祉につなぐまでフォローしてくれた妹は、その後、父の所には寄り付かなかった。


私同様、世界で一番妹を好きだった父は、私が会いにいくといつもいつも「妹はどうしてるか、元気か」と聞く。

様子を教えてあげたいけれど、
私だって妹の様子は知らない。
「しゃべってくれんくなったけね」
「あれだけ仲良しやったのに信じられんねぇ」


父に言いたいこともたくさんあるけど私は何も言えない。


どうせたすけてはくれない。


二世帯(正確には三世代)で暮らしていたとき、父は、姪っ子も本当に可愛がっていた。
姪っ子も、おじいちゃんを大好きだった。


父がいなくなってからも、
姪っ子たちはひとことも
父のことは聞かない。
なんとなく分かっているのかもしれない。

年に二度程度、父の家に連れていってもらえる姪っ子。


クリスマスプレゼントも用意して
「もしかしたらプレゼント取りにきてくれるかも」と待っていた。
それはきっと、まだ家にある。

今日いまごろ、父は喜びで爆発しているだろう。




********************************************
誰か読んでくれていたら嬉しいです。
よかったら押してください。
ブログランキング・にほんブログ村へ




********************************************


posted by からっぽ at 14:43|
カテゴリアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。