火山噴火による災害
登山中に山が噴火したとき、どんな災害があるのでしょう。まず、大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流・溶岩流・火山灰・火山ガスなどたくさんの危険があります。噴火が起きると非難するだけの時間の猶予がなく、命が危険にさらされる確率が高くなります。そのためにも、登山する山が活火山の場合は噴火警報や火山活動の状況を事前に確認しておくことも大事です。
事前の防災対策
- 避難場所の確認
- 危険箇所の確認
- 噴火警報や噴火警戒レベルの確認
- 地元の市町村からの避難指示には従う
1:噴火があったときには、一刻の猶予もありません。事前に避難経路や避難場所を確認しておきましょう。
2:火山防災マップ噴火が起きた際、どの場所が危険なのかを確認しておきましょう。
3:気象庁などから出ている噴火警報や噴火警戒レベルなどが支持している通りに行動しましょう。入山禁止などの指示があったら速やかに下山してください。
噴火警戒レベルとは?
レベル1:活火山であることに留意(火山活動は静穏)
レベル2:火口周辺規制(火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生、あるいは発生すると予報)
レベル3:入山規制(居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、あるいは発生すると予報)
レベル4:避難準備(居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性が高まっている)
レベル5:避難(居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している)
火山灰が降ってきたときの注意点
避難途中、または居住している地域に火山灰が降ってきたらどのような注意が必要か見てみましょう。
・防塵マスクなどで、火山灰を吸い込まない
火山灰はとても小さいので、呼吸をするときに吸い込んでしまうと肺の奥まで入り込んでしまいます。咳や息苦しさ鼻水や痰が出る人も出てきます。ひどい場合には気管支が炎症を起こしてゼーゼーとした呼吸になり、苦しい状態になってしまいます。
・メガネなどで目を保護する
火山灰が目に入ると、目のかゆみや痛み、充血を引き起こします。手で目をこすったりすると火山灰のせいで目の表面を傷つけてしまう可能性がありますので気をつけましょう。
・皮膚を守る
火山灰が皮膚に触れるとその箇所がかゆくなったり痛くなることがあります。これは皮膚が炎症を起こすからです。なるべく肌を隠すような服装にしましょう。
・運転は控える
火山灰はすぐに積もってしまうため、フロントガラスが見えなくなってしまいます。見通しが悪くなるので注意が必要です。また、道路も滑りやすくなります。スリップやブレーキが利きにくい事もありますから危険です。
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日本は火山列島
日本には22もの火山があります。あの富士山でさえ休火山ですので、火山噴火をする可能性があります。火山が噴火するのは怖いですが、地球が生きている証拠ともいえます。最近、海底火山の噴火が活発化していますね。地中の中で変動が起きているようです。そのため、地震も頻繁になっています。怖がるだけではなく、避難などの準備はしておくべきでしょう。
災害は予測なく襲ってきます。その時になって慌てないように最低限の防災グッズは用意しておくとよいですね。すぐに持って逃げられるような場所に常備しておきましょう。
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