3:11が起きてからもう、12年の月日が流れたのですね。
人生の中であのような地震や津波は初めてでした。
日本は地震大国といわれていますが、巨大地震は一生に1度体験するかしないかではないでしょうか。
自然の災害ははるか昔から人類にとって脅威でした。
昔の人はその災害を神の力と結びつけました。
自然災害を最小限にするために神に祈ったり、いけにえを捧げたりして神の怒りを抑えようとしたわけです。
世界にはたくさんの神が存在しています。
神という存在を作り上げたのは昔の人の想像と知恵だったのでしょう。
どうにもできない大きな自然の災害を防ぐ希望が、神という形を創造したのです。
人類の希望はなるべく災害から身を守りたいというものでしょう。
神という存在が自然を操り、神の怒りに触れた時に自然災害が起こるのだと設定すれば、その怒りを抑えることで自然災害を食い止めることができるという図式が出来上がります。
どうにもできなくてもそれにあらがう、または安心感や逃げ場を作るには、神という存在は大きな価値があったのです。
神と自然
神という存在は自然無くしては存在しなかったことでしょう。
つまり、自然こそが神そのものだといっても過言ではないのです。
自然の数と同じだけ神は存在しています。
現代では雷や地震を起こすのは神ではないことはわかっています。
それでも人間は安心感を得たいがために神に祈る人がいます。
どうしても叶ってほしいことがあるとき神様に祈ったりしませんか?
この現代でも人の心のどこかに神という存在が根付いているのです。
自然現象を司っているのは神ではないのですが、今でも水の神様「竜神」を奉っているところは多いですね。
水は人類が生きていくうえで切っても切れない大事な資源です。
水が枯れるという事は命にもかかわることですからね。
太陽、水、土、大気この4つが人類を生かせてくれているのですから、神としてみなした古代の人の気持ちが理解できます。
このようにして、人類は自然を神と結びつけたくさんの神を創造していったのでしょう。
人間の想像力ってすごいなと感じますね。
神は具現化するのか?
人類が長い間神というものを創り上げ、奉ってきました。
人が信じた神は具現化するのでしょうか?
想像をするのは人間だけです。
他の動物は自然界に逆らうことはしません。
人類だけが想像をして何とか自然災害を避けようと考えます。
想像はやがて現実化していきます。
想像を創造することができるのは人類だけです。
では、神は具現化したのでしょうか?
神を見た人はいないですよね。
しかし、龍神といえば龍の姿を想像できます。
単に想像しているだけでしょうか?
そこに信じる気持ちのエネルギーが注ぎ込まれることで、見えない力があるように感じませんか?
目に見えなくても感じるものって多いですよね。
神もそのような存在になっているように思います。
多くの人が信じることで、そのエネルギーが大きな塊となり、存在を生み出すことが出来るようになると思うのです。
そのエネルギーが強くなればなるほど、そのものに形ができ、具現化する場合もあるように感じます。
昔の人は神を信じている人が多かったのではないでしょうか。
そのために神という存在もいたのではないかと思うのです。
現代人は見えないものは信じないという人が増えました。
そのせいで、エネルギーが縮小し、神の存在も消えつつあるのかもしれません。
この世界が良くなるか、悪くなるかは人類の思いの強さでもあるのではないでしょうか。
地震が起きるという念を多くの人が持てば、それは強いエネルギーとなり、地震を起こしてしまうかもしれません。
未来は明るいと感じる人が多くなれば、未来は明るくなるのではないでしょうか。
現代はマイナスエネルギーを放っている人が多く、未来に暗いイメージしか湧いてきません。
神を信じた昔の人のように、プラスのエネルギーになるようなものを信じることは大切なことです。
現代人に足りないのは想像力ではないかと思います。
想像する力には未来をよくする力があるはずです。
神の力を否定するのではなく、そのエネルギーをプラスにしてより良い未来を切り開くことが出来たら素晴らしいのではないかと感じますね。
災害に対する備え
地球は生きていますから、火山の噴火や地震はこれからもどこかで起きるでしょう。
災害に関する備えは長い年月の中で、確立されてきています。
災害にあった時にはどうするべきか、どのような準備をしておけばよいかなどは調べることでマニュアルが出来ています。
どのようなときにも慌てなくても済むように、日頃からの心構えは必要でしょう。
毎年、台風による被害も大きくなっています。
人類の知恵や知識も大いに役に立つはずです。
地球に生きている以上、避けられない自然の驚異も最小限にできるのは、今までの経験の積み重ねでしょう。
昔の人の知恵や知識を無駄にせず、継承していくことも大事なことですね。
2023年03月12日
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