2022年01月12日
2022年10月にパート主婦の社会保険適用が拡大する!扶養内の働き方が変わる!
2022年10月に社会保険適用範囲が変わることをご存知ですか?主婦パートで扶養範囲内で働いている人も働き方によっては扶養を外されてしまう可能性が高くなります。国は社会保険の加入者を増やすために今までは扶養範囲で働いていた主婦にターゲットを絞っています。
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2022年だけではなく、2024年には更に社会保険適用範囲が広がっていきます。では、どのあたりが変更されるのかをみていきましょう。
2022年10月からの社会保険適用の条件
・週の所定労働時間が20時間以上
・雇用期間が継続して2ヶ月を超えて見込まれる
・月額の賃金が8万8000円以上
・学生ではない
・従業員が101人以上の企業であること
この条件を満たしている場合、社会保険適用となり扶養から外れることになります。
最低賃金が上がっていることもあり、週5日5時間働いている方は要注意です。きちんと働く時間と日数を計算しておかないと知らないうちに社会保険適用になり、扶養から外れてしまうかもしれません。
![ABF765B1-E6F9-46E4-A43A-C3D8A785BDA3.jpeg](/soranohate77/file/image/ABF765B1-E6F9-46E4-A43A-C3D8A785BDA3-thumbnail2.jpeg)
2024年には更に社会保険適用範囲が広がります。従業員51人以上の企業にも適用されることになります。社会保険に加入すると厚生年金・健康保険料が引かれることにより手取りが減ります。更に扶養を外れることで夫の税金も増えることになり、家庭の実質の収入が減ることになります。
社会保険加入で年金が増える?
年収120万円の人が社会保険に加入した場合、年間で約176,400円の負担増になります。しかし、将来貰える年金は増えるというのが国の方針です。しかし、若い人ならともかく、40代や50代のパート主婦にとってはそれほどの年金の増額は期待できません。
社会保険に加入した期間が10年とします。年間108万円の負担が10年続きますが、年金は年間で6万円増えるだけです。しかも、景気によっては年金額は減らされます。ひと月6万円ならうれしいですが年間6万円増えたところで雀の涙でしかありません。
20年間社会保険に加入した場合でも年間の負担は216万円に対して貰える年金は年間で12万円の増加でしかないのです。パートで働いて社会保険に加入するのであれば、年収は180万円以上でなければ家計は苦しくなるでしょう。
扶養範囲で働きたいのであれば、時間を短縮するか、週に働く日数を減らすほかありません。または、社会保険に加入して年収が180万円以上になるようにすると損をしません。
社会保険に加入のメリットは?
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1:障害厚生年金
社会保険に加入していなくても扶養内である人は、障害等級1・2級の場合は障害年金を受け取れます。社会保険に加入している場合は、障害等級3級でも障害厚生年金を受け取ることが出来ます。また、3級より軽い場合でも一時金を受け取ることも出来ます。障害等級1・2級だと障害厚生年金の上乗せがあります。
2:遺族厚生年金
自分に万が一のことがあったときに残された家族に遺族基礎年金と遺族厚生年金が支払われます。ただし高校を卒業するまでの子供のいる配偶者かその子供にしか支払われません。
3:傷病手当
健康保険に加入していると、3日を超えて働けない状態が続いた場合に、傷病手当金を受け取れます。金額は給与の3分の2程度で最長1年6ヶ月となっています。
4:出産手当金
出産で会社を休まなくてはならない場合に産前42に日間、産後56日まで給与の3分の2を健康保険から受け取れます。
![](https://www22.a8.net/svt/bgt?aid=211225728917&wid=001&eno=01&mid=s00000007099013005000&mc=1)
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3HRATC+F5YIIA+1IRY+25FF81)
社会保険に加入することで、受けられる保障が増えるという事はメリットでしょう。ただし、これを見てもわかる通り、十分とは言い難く、ある程度の民間の保険に加入していないと厳しいのが現実です。これをメリットとみるか否かはその人の年齢や条件により異なってきます。
子供のいない人には遺族年金は関係ありませんし、また、出産しない人には出産手当も関係ありません。傷病手当と障害年金だけは誰にとってもメリットではありそうですね。
どちらを選択するか決めておこう!
![女性青空.jpg](/soranohate77/file/E5A5B3E680A7E99D92E7A9BA-edd00-thumbnail2.jpg)
すべての人にとって今回の社会保険加入は良いかといわれれば疑問な部分が多く残ります。収入が高い人にとって将来の年金は多くなるので良いようにも見えますが、実際、現在の日本では年金だけで暮していくには厳しい現実があります。
年間の年金が10万増えたところで、生活費が潤うとは思えません。もともと、お金に余裕がある人には小遣いが増えるので良いかもしれませんが、高給取りの人でない限り、社会保険に加入することで得することはほとんどないように見えます。
単に年金の財源を無駄遣いした政府がその穴埋めをするために、パート主婦からも社会保険料を徴収しようとしているだけのようにも思えます。本来ならば、政府が無駄遣いを辞めるべきところですが、それをせずに足りなければ取れるところから取ろうという政策でしかないように思えてなりません。
社会保険加入範囲になるかならないか、パート主婦の人は良く考えて働き方を決めていきましょう。
![](https://www23.a8.net/svt/bgt?aid=211107057768&wid=001&eno=01&mid=s00000010921001032000&mc=1)
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3HOR8X+CP8XDE+2C9M+656YP)
![](https://www29.a8.net/svt/bgt?aid=211104026943&wid=001&eno=01&mid=s00000022457001009000&mc=1)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3HOOWQ+FLFS8I+4TA2+609HT)
![CBFA8200-E3B3-4FB4-B086-D66BA62944A5.jpeg](/soranohate77/file/image/CBFA8200-E3B3-4FB4-B086-D66BA62944A5-thumbnail2.jpeg)
2022年だけではなく、2024年には更に社会保険適用範囲が広がっていきます。では、どのあたりが変更されるのかをみていきましょう。
2022年10月からの社会保険適用の条件
・週の所定労働時間が20時間以上
・雇用期間が継続して2ヶ月を超えて見込まれる
・月額の賃金が8万8000円以上
・学生ではない
・従業員が101人以上の企業であること
この条件を満たしている場合、社会保険適用となり扶養から外れることになります。
最低賃金が上がっていることもあり、週5日5時間働いている方は要注意です。きちんと働く時間と日数を計算しておかないと知らないうちに社会保険適用になり、扶養から外れてしまうかもしれません。
![ABF765B1-E6F9-46E4-A43A-C3D8A785BDA3.jpeg](/soranohate77/file/image/ABF765B1-E6F9-46E4-A43A-C3D8A785BDA3-thumbnail2.jpeg)
2024年には更に社会保険適用範囲が広がります。従業員51人以上の企業にも適用されることになります。社会保険に加入すると厚生年金・健康保険料が引かれることにより手取りが減ります。更に扶養を外れることで夫の税金も増えることになり、家庭の実質の収入が減ることになります。
社会保険加入で年金が増える?
年収120万円の人が社会保険に加入した場合、年間で約176,400円の負担増になります。しかし、将来貰える年金は増えるというのが国の方針です。しかし、若い人ならともかく、40代や50代のパート主婦にとってはそれほどの年金の増額は期待できません。
社会保険に加入した期間が10年とします。年間108万円の負担が10年続きますが、年金は年間で6万円増えるだけです。しかも、景気によっては年金額は減らされます。ひと月6万円ならうれしいですが年間6万円増えたところで雀の涙でしかありません。
20年間社会保険に加入した場合でも年間の負担は216万円に対して貰える年金は年間で12万円の増加でしかないのです。パートで働いて社会保険に加入するのであれば、年収は180万円以上でなければ家計は苦しくなるでしょう。
扶養範囲で働きたいのであれば、時間を短縮するか、週に働く日数を減らすほかありません。または、社会保険に加入して年収が180万円以上になるようにすると損をしません。
社会保険に加入のメリットは?
![403AB9F9-362C-46C9-814E-D5D99B945501.jpeg](/soranohate77/file/image/403AB9F9-362C-46C9-814E-D5D99B945501-thumbnail2.jpeg)
1:障害厚生年金
社会保険に加入していなくても扶養内である人は、障害等級1・2級の場合は障害年金を受け取れます。社会保険に加入している場合は、障害等級3級でも障害厚生年金を受け取ることが出来ます。また、3級より軽い場合でも一時金を受け取ることも出来ます。障害等級1・2級だと障害厚生年金の上乗せがあります。
2:遺族厚生年金
自分に万が一のことがあったときに残された家族に遺族基礎年金と遺族厚生年金が支払われます。ただし高校を卒業するまでの子供のいる配偶者かその子供にしか支払われません。
3:傷病手当
健康保険に加入していると、3日を超えて働けない状態が続いた場合に、傷病手当金を受け取れます。金額は給与の3分の2程度で最長1年6ヶ月となっています。
4:出産手当金
出産で会社を休まなくてはならない場合に産前42に日間、産後56日まで給与の3分の2を健康保険から受け取れます。
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3HRATC+F5YIIA+1IRY+25FF81)
社会保険に加入することで、受けられる保障が増えるという事はメリットでしょう。ただし、これを見てもわかる通り、十分とは言い難く、ある程度の民間の保険に加入していないと厳しいのが現実です。これをメリットとみるか否かはその人の年齢や条件により異なってきます。
子供のいない人には遺族年金は関係ありませんし、また、出産しない人には出産手当も関係ありません。傷病手当と障害年金だけは誰にとってもメリットではありそうですね。
どちらを選択するか決めておこう!
![女性青空.jpg](/soranohate77/file/E5A5B3E680A7E99D92E7A9BA-edd00-thumbnail2.jpg)
すべての人にとって今回の社会保険加入は良いかといわれれば疑問な部分が多く残ります。収入が高い人にとって将来の年金は多くなるので良いようにも見えますが、実際、現在の日本では年金だけで暮していくには厳しい現実があります。
年間の年金が10万増えたところで、生活費が潤うとは思えません。もともと、お金に余裕がある人には小遣いが増えるので良いかもしれませんが、高給取りの人でない限り、社会保険に加入することで得することはほとんどないように見えます。
単に年金の財源を無駄遣いした政府がその穴埋めをするために、パート主婦からも社会保険料を徴収しようとしているだけのようにも思えます。本来ならば、政府が無駄遣いを辞めるべきところですが、それをせずに足りなければ取れるところから取ろうという政策でしかないように思えてなりません。
社会保険加入範囲になるかならないか、パート主婦の人は良く考えて働き方を決めていきましょう。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3HOR8X+CP8XDE+2C9M+656YP)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3HOOWQ+FLFS8I+4TA2+609HT)
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