2009年12月03日
巨人・山口、育成出身初の年俸1億円
チーム最多の73試合に登板した巨人の山口が2日、契約更改交渉に臨み、前年比5500万円増の年俸1億円でサインした。
育成ドラフトを経てプロ入りした選手では、初めて1億円に到達し、「ここまで来られるとは思わなかった」と喜びをあらわにした。
山口は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表に選出され、シーズンに入ると、救援で9勝1敗4セーブ、防御率1・27の大活躍。44ホールドポイント(HP)で最優秀中継ぎ投手賞に輝き、「出来すぎ。球団から『よくはい上がってきた』と言ってもらったが、満足せず、どんどん上を目指す」と語った。年明けの自主トレーニングは、内海らと米グアムで行う予定。
また、5年目で初の先発ローテーション入りを果たし、8勝(8敗)を挙げた東野は、2440万円増の4000万円で更改。自身の予想を超える増額にも、「2けた(勝利)に届かず悔しい。斉藤コーチに『来年は最低でも15勝してほしい』と言われているので頑張る」と飛躍を誓った。
鈴木は300万円減の4200万円、加治前は200万円減の1100万円で契約更新。豊田は球団提示を保留した。(金額は推定)
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